ラグビートップリーグ 東芝対近鉄ライナーズ2013年01月06日 17:45

今日は、ラグビートップリーグ
東芝ブレイブルーパス対近鉄ライナーズを観戦に
秩父宮ラグビー場へ行って参りました。

秩父宮でライナーズ戦が見られるのは12月22日の
NTTコム戦だけだと勘違いしておりましたが
東芝戦も観戦できて非常に嬉しいです。
今日は午前中、朝風呂を浴びに新宿のサウナに
行って来たため、全く寒さを感じません。
NTTコム戦とはうって変わって天候も晴れて
温かく、絶好の観戦日和となりました。

さて14時直前に到着。バックスタンドは
8割以上埋まっており、さすが人気の東芝です。
対する近鉄も旗振り親父以下私設応援団も
勢ぞろいでした。

ライナーズはセカンドジャージで登場。
初めて見るセカンドジャージです。
以前は伊勢志摩ライナーから取った黄色が
基調だったような記憶がありますが
今度の青を基調としたジャージも新型特急から
取った色のようです。

さて試合のほうは、50対30でライナーズは
敗れました。

最初の坂本のトライは、近鉄得意の美しいバックス展開から
生まれたもので、今日は行けるのでは、と一瞬夢を見ましたが、
その後は、東芝の自力の前にジリジリと屈し、
終わってみれば完敗です。

東芝は相変わらず素晴らしい。個々人の一歩前に出る力が強い
だけでなく、スクラム、モール、ラインアウトといった
セットプレイでも近鉄を圧倒。組織的なディフェンスでも
特にFWは近鉄を上回っていたと感じました。

近鉄は、チームスローガンであるリバイブを実践し、
ボールを動かし続ける持ち前の展開ラグビーで対抗しましたが、
攻撃面ではある程度は通用しましたが、FWのブレイクダウンで
完敗でした。モールディフェンスでもコラプシングを
連発するなど、東芝FWのパワーばかりが目立つ試合と
なってしまいました。
また、今日は重光に精彩がなかったように感じました。
重光はもともと大好きな選手なのですが、インターセプトや
チャージを許して失点を重ねる結果となりとても残念でした。

これまで幾度と無く対戦してきた両チーム。今、ネットで
戦跡を調べたところ、昭和24年2月に記念すべき第1回
全国実業団ラグビーフットボール大会が開かれた際の
開幕試合で両チームが激突しておりました。
場所も同じく秩父宮ラグビー場(当時は東京ラグビー場)。
結果は14対0で近鉄が勝っておりました。
それから60年以上に亘り何度も対戦した両チームですが、
最近は全く東芝に歯が立たなくなっております。
恐らくトップリーグになってからは1度も勝ててない
のではないでしょうか。

追いつきそうでなかなか追いつけないトップチームの壁ですが、
徐々にではありますが、「リバイブ」はよそ行きでなく、
自分のものになりつつあると感じます。
このスタイルが成就することを信じて、
これからも近鉄ライナーズを応援していきたいと思います。