バッハ 平均律クラヴィーア第2巻 第22番(3)2014年08月12日 16:41

今日は、ピアノを弾きに新宿のオトレンに行って参りました。

そして、5月以来2回目の録音に挑戦しました。

5月にYouTubeに録音データ(映像は無く、音声データのみ) をアップしましたがほとんどアクセスが無く、さみしい思いを しましたが、これは自分のための記録だ、と思い直し、 どれくらい上達したかを定期的に記録しようと思った次第です。

5月に録画した時と比較するために、 今回と5月時のデータを並べて下記にリンクします。

下記をクリックするとYouTubeにリンクします。

今回録音したプレリュードはこちら

5月に録音したプレリュードはこちら

今回録音したフーガはこちら

5月に録音したフーガはこちら

プレリュードは我ながら徐々に上達してきたと思うんですが いかがでしょうか。気のせいでしょうか。

最後に、今回は大好きなボサノバの名曲3月の雨も録音しましたので オマケでアップします。

ボサノバ3月の雨はこちら

素人ではありますが、もっとピアノが上達したいと思っています。 お気づきの点、上達法、練習法などあればお気軽にコメント いただければ幸いです。

※リンク付きの記事はブログの記述方式が変わるので、 いつものようにうまく改行ができずすみません。

バッハ 平均律クラヴィーア第2巻 第22番(2)と新宿オトレン2014年05月01日 01:08

昨日は、ピアノを弾きに新宿のオトレンという

レンタルスタジオに行って参りました。

この三郎さんのブログ「ピアノ」カテゴリーでは

2013年3月の椎名町バッハハウス

以来、久しぶりのピアノネタ、バッハネタになります。

数ヶ月前にこのオトレンの存在をネットで知りました。

値段の安さ、設備のよさ、清潔さ

何もかもが揃った素晴らしい練習場です。

アップライトピアノが30分450円。

グランドピアノは何と30分550円。

(16時以降は50円アップ)

非常に安くて良心的です。家から近いこともあって、

最近利用させて頂くことが増えました。

さて、ゴールデンウィーク中ということもあり、

普段と違うことをしようと思い立ち、昨日は

オトレンで録音機器を借りて自分で弾いたピアノを

録音することにしました。

自分の弾いた曲を客観的に聴いてみるのも

勉強になるかなと思った次第です。

2012年5月27日のブログで紹介した

バッハ平均律クラヴィーア第2巻第22番。

練習を始めてからはや2年以上の月日が流れました。

さすがに素人なのでうまく弾く事はできませんが

プレリュードのほうは、10回に1回くらいは

自分のイメージ通りに弾けるようになってきました。

(フーガは流石に難曲で技術的に私では無理ですね)

ここで恥を忍んで録音したものをアップしたいと

思います。このブログは自分の日記なので上手い下手

関係なく記録に残すという趣旨と、もう1つの想いとしては、

これを聴いた方に「もっとこうしたら良い」という

アドバイス・フィードバックを無料でもらえたら嬉しい、

と思った次第です。

プレリュードはこちら

フーガはこちら

《自分で聴いてみて思った疑問やひとりごと》

 ・まあミスタッチや弾けない部分があるのはご愛嬌

 ・暗譜できずに弾きながら譜面をめくっているので

  楽譜をめくる際には音が一瞬途切れるのもご愛嬌

 ・全体的にレガート不足で聞き苦しい。なんとかつなげる

  ように弾けないものか

 ・音を叩き過ぎてるかな。もっとやわらかく弾きたい

 ・テンポが早くなったり遅くなったりしている

  自分では同じテンポで弾いているつもりなのに

  どうすればテンポを保てるのか

独学でずっと弾いているとどうしても上達に限度があり、

自ら限界を感じています。

かといって今さらピアノ教室に通ってハノンとか

ツェルニーとか基礎的なことを地道に始めるには

辛抱できません。私の大好きな平均律2巻の22番だけを専門的に

教えてくれる(私と同じようなバッハマニアな)先生も

世の中そう多くは無いと思います。

これを聴いて「私だったらうまく教えられる」という先生が

いらっしゃれば連絡先を教えて頂ければ幸いです。

是非習いたいと思います。(月謝は平均的でお願いします)

椎名町ぶらり バッハはうす2013年03月03日 22:06

今日は豊島区椎名町のバッハはうす
に行って参りました。

これまでいつもピアノを弾く時には決まって
宮地楽器渋谷店を利用しておりました。
宮地楽器は練習室の数も豊富で防音もしっかりしています。
家からも近く、比較的安く練習できるのが特徴です。

しかしたまには違う環境で練習したいと考え、
浮気者の三郎さんは、ネットで練習室を探しておりました。
大好きなバッハというキーワードがヒットし、
椎名町にバッハはうすというお店を見つけます。

先週、勇気を持って電話をし、2時間ほど
利用したのですが、とても良いところでしたので
今日もまた訪れることにしました。

2階建てのコンパクトな造りで、
防音は宮地楽器ほどしっかりはしておりませんが、
お金持ちのお家に遊びに来たような気品ある空間です。
練習室というよりは家庭的なお部屋であり、こんなお屋敷で
ピアノを弾いてみたいと思わせる落ち着いた雰囲気でした。

いつもの宮地楽器は60分1500円。
まあこれでも十分安いとは思いますが
このバッハはうすは最も安い部屋では
何と30分400円。安すぎます。それでいて、
アップライトピアノは弱音ではありますが、自分にはフィットする
優しい音色を奏でております。
2時間弾いても1600円。
この施設でこの値段はありえません。家から約1時間かけて
通う価値のあるお店です。とても気に入りました。

さて今日もいつものようにバッハとボサノバを弾きました。
ここ数年来、変わらないレパートリーをいつも繰り返し弾いています。
最近、新しい曲を覚えようという気力はなくなっております。
唯一のチャレンジとしては、昨年5月27日のブログで紹介した
バッハの平均律クラヴィーア第2巻の22番変ロ短調のフーガです。
あれから約1年が経過し、ようやく、66小節目まで
なんとか弾けるようになって参りました。
昨年5月には25小節まででしたので10ヶ月で40小節
進んだことになります。全101小節の大曲ですが、
実はここから難易度があがりクライマックスへ進みます。
このバッハはうすで練習させていただき、あと1年くらいで
何とか弾けるようになりたいと思います。

それにしてもこのバッハはうす。練習室でビールも
飲めるとのことで、ベルギービールが販売されております。
三郎さんにはぴったりのコンセプトなのではないでしょうか。
とはいえ、酒癖の悪い三郎さんは酔ってこの店に出入り禁止に
なりたくないので、練習が終わるとさっさと退出し、
椎名町の商店街をぶらりします。

椎名町の商店街は、なかなかの賑わいで気に入りました。
他の街に比べて蕎麦屋が多いなという印象です。
個人経営の飲み屋もいくつか見つけましたが、今日は昼間なので
普通のラーメン屋に入って遅めの昼食を食べました。
サミットという大きなスーパーもあり、今度妻と一緒に来ても
楽しいかなと思いました。

椎名町から池袋に行き、昨年のクリスマス以来のタイムズスパ
レスタでゆっくりし、東池袋の西友でお酒をたっぷり買いこんで
有楽町線で帰宅。WBCを見ながらすっかり上機嫌で酔っています。

今日は椎名町でバッハはうすという素敵なお店を発見でき、
充実した一日となりました。

青山学院大学 ヨハネスゲッファート教授 オルガンコンサート2012年11月17日 21:42

今日は、ヨハネスゲッファート氏の
パイプオルガンコンサートを聴きに
青山学院大学ガウチャー記念礼拝堂へ
行って参りました。

10月13日に青山学院大学聖歌隊の
定期演奏会に行った際、チラシが置いてあり、
このオルガンコンサートに興味を持ち
行ってみることにしました。
当初妻と行く予定にしていましたが
妻は待ち合わせの時間に現れず、
1人でガウチャー記念礼拝堂へ。

入場無料なのがとても嬉しい。
このような文化的イベントを無料開放している
青山学院大学に感謝です。

コンサートに先立ち、宗教部長のご挨拶と
大学宗教主任より聖書朗読と祈祷が行われました。
さすがにキリスト教系の大学です。

さてヨハネス・ゲッファート教授による
コンサートが始まります。
それにしても、プログラムの何とマニアックな
ことでしょう。

 ①ブルーンス   前奏曲 ホ短調
 ②Cウェスレー  コンチェルト ト短調
 ③SSウェスレー ホルスワーシ協会の鐘
 ④バッハ     前奏曲とフーガ 変ホ長調
 ⑤モーツアルト  ファンタジー ヘ短調
 ⑥Cサンサーンス ファンタジーⅡ 変ニ長調
 ⑦CMヴィドール オルガン交響曲 第6番より第1楽章

私は趣味がピアノで、特にバッハを好んで弾きますが、
それ以外に知っているのはモーツアルトとサンサーンス
(但し名前だけ)だけであり、
他の作曲家は初めて知る人ばかり。
オルガンのコンサートに行くのも初めてで
非常に楽しみな出会いがありそうです。

今、ネットでどんな作曲家なのか調べながら
ブログを書いていますが、ブルーンスはバロック時代の
オルガンの大家、ウェスレー一族は青山学院大学に
ゆかりの宣教師兼作曲家。ヴィドールは20世紀初頭の
オルガン作曲の第一人者のようです。

こうして調べていくと、非常にマニアックと思われた
プログラムも実は青山学院大学オルガンコンサートに
相応しいものになっているというのがとてもよくわかりました。

ガウチャー記念礼拝堂のオルガンの音色は、1曲目で
若干低音が強すぎて、中高音がかき消される場面がありましたが
総じて良く響いていました。若干電子音っぽい音色に感じましたが
オルガンには全く素人なので、これが現代のオルガンの音色
なのかもしれません。

さてやはりバッハの前奏曲とフーガは素晴らしい。オルガンの
大音量で聴くに値する曲でした。何より貴重だと感じたのは
プログラムの曲目解説がゲッファート教授自ら書かれていることです。今まで単に曲だけ聴いて楽しんでいた私も、バッハがこの曲で
三位一体の神を表現しようとしていることなど、曲の背後にある意味
やバッハの想いを知ることが出来、興味深かったです。

そして一番感動したのは最後のヴィドールのオルガン交響曲です。
交響曲ということになっていますがオルガンの独奏曲です。
しかしオルガンの独奏曲ということになっていますが、
聞いてみるとまさに交響曲です。
このどんでん返しと言いましょうか、見たことと感じたことが
2転し、最後にああこれはやはり交響曲だと納得してしまう
自分の心の動きが我ながら面白かったです。

オルガンという楽器が、オーケストラ並みの表現力を備えていると
感じるとともに、ゲッファート教授の技能が素晴らしい。
両手両足すべてを駆使したものすごい動きを見せていることに
驚きました。特に足の左右の動きは演奏しているというより
運動しているに近いものでした。

今日のぶらりでは、オルガンという近そうで遠い世界を
垣間見ることができ、新しい発見と知識が広がりました。
コンサートの後は六本木のVIVIでひとっ風呂を浴びて
雨の中、帰りました。

青山学院大学聖歌隊 定期演奏会ぶらり2012年10月13日 21:14

今日は、青山学院大学聖歌隊の定期演奏会を聴きに
青山学院大学ガウチャー記念礼拝堂に
行って参りました。

青山学院の聖歌隊の定期演奏会には昨年から
行くようになりました。昨年、青山近辺をぶらりしていた
ときに、入場無料ということで妻と行ってみたところ、
想像以上のレベルの高い演奏に感激し、
今年もまた行って来た次第です。

本日も素晴らしい演奏でした。
まずイタリア教会音楽を取り上げたところが素晴らしい。
聖歌隊が、普段の礼拝の奉唱だけでなく、
イタリアのルネッサンスやバロックに演奏の幅を広げた
チャレンジ精神を感じました。

プログラムは、ローマ、ベネチアのルネッサンス期、
バロック期の音楽が中心でした。

パレストリーナ:教皇マルチェルスのミサよりキリエ
モンテベルディ:キリストよ、われら汝をおがみ
モンテベルディ:主にむかいて歌え
ヴィヴァルディ:弦楽のための協奏曲 ト短調
アレグリ:ミゼレーレ
ヴィヴァルディ:グロリア

いずれも心に染み入る澄みきった歌声です。
途中ヴィヴァルディの弦楽協奏曲では東京バッハカンタータ
アンサンブルのメンバーも加わり、古楽器の音色も味わえ、
バラエティーに富んだ全く飽きの来ない構成でした。

圧巻はヴィヴァルディのグロリア。
ソプラノの聖歌隊メンバーがプロ歌手と一緒に
立派に二重唱を歌い上げて、とても感激しました。
また、全般的にバスに安心感があると同時に、
テノール、アルトもうまく、ポリフォニックな
心地よさを十分堪能することができました。

それよりも何よりも、とても素晴らしいなと思うのは、
単に歌を聴いて上手たった、感動した、ということでなく
プログラムの部長の挨拶文にも書かれている通り、
「聖歌隊の歌声と神賛美の姿を通して、ご来場いただいた方々も
神賛美へと導かれる」という信念のもと、聖歌隊が一生懸命一途に
賛美歌を歌っている姿そのものが、感動を生んでいる、
と感じました。

妻も感激しており是非また次回の定例会も来たいと
思いました。また、ガウチャー記念礼拝堂は来月も
パイプオルガンの奉献記念コンサートもあり、それも
訪れてみたいと思いました。