東京ヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズ こんな勝ちが観たかった2013年08月13日 23:44


今日は、プロ野球東京ヤクルトスワローズ対
中日ドラゴンズを観戦に神宮球場へ行って参りました。

本当に久々の神宮球場です。
今日も暑い一日でしたが、
夜ともなると若干の風も吹いて
なかなかのナイター観戦日和になりました。

さて試合のほうは2対1でスワローズの
劇的なサヨナラ勝利です。

先発の古野は制球が定まらず、
ストライクとボールがはっきりしすぎていました。
先発投手として疑問符のついた登板となりました。

いつもなら、序盤で大差がついて敗れたかもしれません。
しかし、今日のスワローズは違いました。
投手が崩れても、守備でカバーし、失点を最小限に
食い止めていました。
上田と山田の守備が光りました。
特に上田は2回に亘る補殺で、中村の刺殺を文字通り
アシストしました。
これらの若手の溌剌としたプレイに勝利への執念を感じました。

投手陣は古野こそひどい出来でしたが、救援した久古、
石山は素晴らしい出来でした。

これまでのスワローズは、投手陣が見事に崩壊してしまいましたが
建て直し策はあると思います。

キーワードは”固定”です。

仮に投手陣全体の能力が高ければ、その時の選手の調子を
見ながら臨機応変に采配したいものです。
しかし、今の状態で言えば、やはり、個々人に役割を与え、
その場その場で持ち場を頑張ってもらうのがベターだと思います。

勝ちパターンでは、今日のように、左のワンポイントで久古、
セットアッパーで石山と山本哲、抑えにバーネット、
という役割が良いと思います。

今日のポイントは7回の久古対森野の場面。
久古が森野を押さえ込んだ、という些細な事が、今後の投手起用の
戦略上、重い意味を持ちます。今年は左の強打者は少ないものの、
巨人なら阿部、阪神なら鳥谷といった左封じで
十分に活躍できると感じました。(今頃こんなこと言って、
4ヶ月遅いのですが。。。。でも、今頃でもそう思えたのが収穫です)

バーネットは今でこそマウンドに立ってみないとわからない投手に
なっていますが、もともと力のある投手。メンタル面で
もっとチームはサポートすべきです。
今日のように、調子の良い時にはやはり投手陣ナンバーワンの
実力を発揮します。彼の調子の良し悪しに依存することなく、
彼の能力を最大限に行かすための努力がチームの裏方には
必要なのです。

まあ、それにしても、今日のような劣勢の中、うまく試合を作って
勝ちに結び付けていく、こういう試合が観たかったのです。
周りのファンが非常に喜んでいるのが印象的でした。

今、この時期ですが、やはりスワローズは勝ちに拘るべきです。
選手は、自分の成績を上げることではなく、勝つために準備し、
実践することが大切かと思います。

野手では、上田、山田、中村ら若手の溌剌としたプレイが
光りましたが、対照的に武内はいただけません。辛口になりますが、
9回、コントロールが全く定まらない乱調の浅尾からフルカウントで
ボール球をいとも簡単に空振り三振した場面は、チームのために
貢献するという姿勢が全く欠けておりました。
単にアウトになった、ということでなく、この場面でのこの打席で
自分が何をすべきかといった「姿勢」をもっと深く考えるべきだと
思います。更に辛口を続けますが、武内クラスの人間が
こういうことが全くできていないところに、チームの今の低迷が
あるのではないでしょうか。

とはいえ、今日は相手のミスに乗じて勝ちをひろった
非常にスワローズらしいうまい勝ち方です。
今後の巻き返しが十分、期待できます。
ただなんだか最近、スワローズに厳しい見方をしてしまっている
かもしれません。それが何故なのか、自分でじっくり考えてみたい
と思います。

あさってから甲子園で高校野球観戦のため旅に出る予定ですが、
明日はまた、神宮球場でスワローズを応援したいと思います。

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