青森旅行(3) 酸ヶ湯温泉2013年06月29日 08:02

今週始め、休暇を取って青森へ旅行して
参りました。

6月25日火曜日の15時前、タクシーで酸ヶ湯温泉に到着。
威厳のある和風の建物に圧倒されます。

湯治棟の616号室に案内されました。
落ち着きのある古風な和室です。
早速風呂に入ります。
ここの温泉はヒバ千人風呂というだけあって、
非常に広いつくりになっています。
このような広い温泉はなかなかお目にかかれません。
天井が高くて開放感があります。
水の色も青く、匂いも温泉らしいです。

熱湯と四分六分の湯、冷湯があります。
熱湯は、名前ほど熱くはありません。
ゆっくりじっくり入れます。
四分六分の湯のほうが、かなり熱いと感じました。
冷湯は、かけ湯として利用される湯ですが、
全然冷たくなくて、熱湯と同温程度です。
このほか、打たせ湯と本当に冷たい水道水があります。

それにしてもこんなに広いお風呂に、お客は、3、4人
くらい。ほぼ独占状態で良質の温泉を楽しめました。

ここの温泉は混浴とのことでしたが、うまい具合に
仕切りがあり、混浴可能なエリアまで女性客が
やってくることなく、入浴できるようでした。
何度も入浴しましたが、女性客と鉢合わせすることは
ありませんでした。
ここの温泉は、混浴を守る会の活動をしている
ようです。著名人が代表となり、混浴風情を
守りたい、マナーを守って欲しい、などの
ことが書かれております。
しかし、実質的には混浴でないような作りに
なっているので、言っていることとやっていることが
ちょっと違うなあ、と感じました。
まあ、守りきれずにこうなってしまった、と
言えるかもしれませんが。。。。。。

混浴のことはさておき、とにかくここの温泉は
良質のお湯で、ゆっくりできることだけは
間違いありません。
この日は、温泉、読書、昼寝を繰り返し、本当に
のんびりすることができました。

夕食も豪華。えびと子持ち昆布の刺身、きりたんぽ鍋、
あんかけ豆腐(普通の豆腐でなく、高野豆腐のような
食感に感動しました)など、2食付で8000円とは
思えない味とボリュームです。
ビールを飲みながらじっくり郷土料理を味わいました。

翌日、朝食はバイキングです。地の物が並んでいます。
酸ヶ湯の味噌汁がおいしかったです。

さて26日も、温泉、読書、昼寝を繰り返し、
ゆっくりしました。
この日も快晴ですがすがしい天気だったので
昼過ぎに少し外出し、東北大学植物園のまわりを
散歩したり、地獄沼やまんじゅうふかしと言われる
スポットを観光しました。
昨日ほどではありませんが汗だくになりました。

昼は売店でおにぎりを買って部屋で食べ、
また、お風呂、読書、昼寝をして
夕食へ。
今日は刺身はサーモン、鍋は鍋焼きうどん。
海苔に似た海藻などもあり、大満足です。
この日はビールのほか、鳩正宗という十和田市の
地酒も飲み、満足しました。

酸ヶ湯温泉での2泊の湯治生活はこうして
のんびりと過ぎていきました。
(つづく)

コメント

_ アカマコ ― 2013年06月29日 09:04

こんにちは。三郎さん、うらやましいです。「すかゆ」と読むのですね。勉強になります。温泉・地のもの・お酒・ゆったりとした時間・・・、私もいつかそういう旅をしてみたい。
三郎さんの文章はとても読みやすく的確で情景やその時の気持ちや感情がよく分かります・・・すみません、うまく文章に出来ません。勉強します(笑)
わたしも旅に行きたくなりました。

_ @濡れ頭巾ちゃん ― 2013年06月29日 10:51

寝台列車&酸ヶ湯温泉、さいこーに贅沢な旅ですね。
売店のおにぎりもいいですけど、蕎麦と凍み豆腐もいいですよね!

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