青森旅行(2) ぬる湯温泉と落合温泉、そして城ヶ倉大橋2013年06月28日 09:42


今週始め、休暇を取って青森へ旅行して
参りました。

24日火曜日、黒石駅11時発の弘南バスに乗り、
ぬる湯(温湯)温泉に向かいます。

バスは5、6名のお年寄りが乗っており、途中のりんご試験場
というバス停で数名が降りました。りんごを研究している施設
のようです。
バスは渋滞もなく、のんびりと進み、下温湯で下車。
ここで帰りのバスの時刻表を確認。あと1時間後の12時過ぎを
逃すと15時まで帰りのバスが無いことがわかりました。
ここに至り、バスで黒石まで戻ることはあきらめました。

さて、ぬる湯温泉です。鶴の名湯と言われる共同浴場に入ります。
こじんまりした施設ですが、休憩所もあり、非常に綺麗な施設です。
平日の昼間ということもあり、お客は2、3名。
熱い湯と比較的ぬるい湯の2種類があり、ぬる湯にゆっくり
浸かり、温泉気分を満喫しました。

40分ほど温泉でゆっくりし、温泉街をぶらりしますが、
ここは温泉街というほどの街は無く、人通りも全く無く、
食堂も飲み屋も無く、(商店は1軒ありました)
鄙びております。

行くところもなくなったため、ここから、隣の地区にある
落合温泉まで歩いていくことにしました。
このあたりの山間でも、今日は非常に暑いです。
汗だくになりながら、津軽こけし館という建物をめざして
20分ほど歩き、落合温泉共同浴場へ到着しました。

しかし、とても残念なことが起こりました。
共同浴場が改装工事中で6月いっぱい営業を停止しているでは
ありませんか。
津軽こけし館で涼みながら、黒石駅前の生協で購入した非常食の
パンをほおばり、30分ほど途方に暮れ、1人作戦会議です。

ここで、せっかく落合温泉に来たのだからと思い直し、
旅館の日帰り入浴をお願いしようと考え、こけし館の裏にある
立派な旅館、花禅の庄に駆け込み、700円を払い入浴させて
頂きました。
館内は高級そうな雰囲気が漂っておりますが、この時間帯、
お客は誰もいないようで、館内は暗いです。
お風呂はぬる湯温泉の共同浴場に比べてかなり狭いですが
さすが旅館だけあってシャンプーやドライヤー、綿棒など
アメニティが充実しております。
内湯と露天風呂の2つの風呂があり、ぬる湯温泉に比べると
非常に熱いです。
まあ、辛口に言って、この狭さと隣の共同浴場との
相場から言って700円は高いですが、お客が私1人で
風呂場を独占できたので、まあ、許しましょう。

さて14時をまわり、津軽こけし館で、これからどうしようかと
思案します。隣の板留温泉まで歩こうかとも思いましたが、
この炎天下、歩く気力が起こらず、こうなるともう選択肢は
残されておりません。

ということで、温泉めぐりはここで断念し、宿に向かう
ことにしました。
ぬる湯温泉の近くにあったタクシー会社、黒石交通に電話し、
津軽こけし館まで迎えに来てもらい、そのまま酸ヶ湯温泉へ
タクシーで行くことにしました。

運転手に酸ヶ湯温泉を告げると、少し驚いていたようでしたが
もともと調べたところ、黒石温泉郷からの交通手段はタクシーしか
無いので、想定していた行程です。
やっぱり旅はこのくらいダイナミックに移動しなきゃです。

晴れた山道の緑を眺めつつ、運転手と会話しながら40分ほどの
ドライブを楽しみました。
途中、非常に眺めの良いところを通ったので、急遽、
タクシーを止めていただきました。城ヶ倉大橋という橋で
ここから眺める緑の山々は、これまで見たこともないような
美しい光景でした。
絶景とおいしい空気を存分に味わい、写真も撮りました。

そして酸ヶ湯温泉に到着。タクシー代は5500円でしたが、
ちょっとした観光タクシーに比べれば格段にコストパフォーマンスの
優れた行程と言えるでしょう。

こうして酸ヶ湯温泉での2泊の湯治生活が始まります。
(つづく)

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