椎名町ぶらり バッハはうす2013年03月03日 22:06

今日は豊島区椎名町のバッハはうす
に行って参りました。

これまでいつもピアノを弾く時には決まって
宮地楽器渋谷店を利用しておりました。
宮地楽器は練習室の数も豊富で防音もしっかりしています。
家からも近く、比較的安く練習できるのが特徴です。

しかしたまには違う環境で練習したいと考え、
浮気者の三郎さんは、ネットで練習室を探しておりました。
大好きなバッハというキーワードがヒットし、
椎名町にバッハはうすというお店を見つけます。

先週、勇気を持って電話をし、2時間ほど
利用したのですが、とても良いところでしたので
今日もまた訪れることにしました。

2階建てのコンパクトな造りで、
防音は宮地楽器ほどしっかりはしておりませんが、
お金持ちのお家に遊びに来たような気品ある空間です。
練習室というよりは家庭的なお部屋であり、こんなお屋敷で
ピアノを弾いてみたいと思わせる落ち着いた雰囲気でした。

いつもの宮地楽器は60分1500円。
まあこれでも十分安いとは思いますが
このバッハはうすは最も安い部屋では
何と30分400円。安すぎます。それでいて、
アップライトピアノは弱音ではありますが、自分にはフィットする
優しい音色を奏でております。
2時間弾いても1600円。
この施設でこの値段はありえません。家から約1時間かけて
通う価値のあるお店です。とても気に入りました。

さて今日もいつものようにバッハとボサノバを弾きました。
ここ数年来、変わらないレパートリーをいつも繰り返し弾いています。
最近、新しい曲を覚えようという気力はなくなっております。
唯一のチャレンジとしては、昨年5月27日のブログで紹介した
バッハの平均律クラヴィーア第2巻の22番変ロ短調のフーガです。
あれから約1年が経過し、ようやく、66小節目まで
なんとか弾けるようになって参りました。
昨年5月には25小節まででしたので10ヶ月で40小節
進んだことになります。全101小節の大曲ですが、
実はここから難易度があがりクライマックスへ進みます。
このバッハはうすで練習させていただき、あと1年くらいで
何とか弾けるようになりたいと思います。

それにしてもこのバッハはうす。練習室でビールも
飲めるとのことで、ベルギービールが販売されております。
三郎さんにはぴったりのコンセプトなのではないでしょうか。
とはいえ、酒癖の悪い三郎さんは酔ってこの店に出入り禁止に
なりたくないので、練習が終わるとさっさと退出し、
椎名町の商店街をぶらりします。

椎名町の商店街は、なかなかの賑わいで気に入りました。
他の街に比べて蕎麦屋が多いなという印象です。
個人経営の飲み屋もいくつか見つけましたが、今日は昼間なので
普通のラーメン屋に入って遅めの昼食を食べました。
サミットという大きなスーパーもあり、今度妻と一緒に来ても
楽しいかなと思いました。

椎名町から池袋に行き、昨年のクリスマス以来のタイムズスパ
レスタでゆっくりし、東池袋の西友でお酒をたっぷり買いこんで
有楽町線で帰宅。WBCを見ながらすっかり上機嫌で酔っています。

今日は椎名町でバッハはうすという素敵なお店を発見でき、
充実した一日となりました。

鶯谷ぶらり サウナセンター大泉2013年03月07日 23:23

今日は鶯谷のサウナセンター大泉に行って
参りました。

このあたりにサウナがあるとは
全く知りませんでしたが
濡れ頭巾ちゃんさんの有り難い
お勧めがあり早速行ってみることにしました。
プロサウナーのブログ、湯守日記でも
3月4日に紹介されており、そこで
じっくり予習をしてから、15時ごろ入店。
平日にサウナに行くのは本当に久しぶりです。

さて今日はサウナの日ということで、
なんと、1000円で入場できました。
しかも、牛乳又はコーヒー牛乳無料券と
タオルのプレゼントがありました。
驚くべき大サービスです。
しかも更に驚くことに、ここの受付の方は
サウナにありがちなおっさんではなく、
非常に美しい女性がしっかりと対応しているではありませんか。
受付という、どちらかというと日の目を見ることの少ない
かゆい部分に着目し、しっかりと投資しているところに、
ここサウナセンター大泉のCS精神を感じることができます。

さて早速サウナへ。
サウナの日とはいえ、さすがは平日なだけあって室内は
3人程度のお客。空いておりました。
3段式で3段目がちょっと広い造りになっており、
ちょっと横になれそうな非常に嬉しい構造です。
とはいえ、ここは下町サウナの王様のような雰囲気のサウナですので
迂闊に寝転ぶと怒られるかもと自重し、お行儀正しく
しておりました。客層も、六本木や新橋のサウナとも微妙に違って
プロサウナーっぽい印象を受けたのは気のせいでしょうか。

さて温度は100℃を超える素晴らしい設定です。
定期的にストーブにいい香りのする水をかけてくれるので
湿度の高さは感じるものの、普通の80~90℃のサウナの
湿気とこの100℃のサウナの湿気とでは、体感がかなり異なります。
個人的に湿度の高いサウナは好きではありませんでしたが
ここまで高温高湿を極めると今までにない、常にロウリュウを浴びているような
新鮮な気持ちよさがあり、これはこれで優れたサウナと言えるでしょう。

水風呂は17.5℃。個人的に低温に慣れてしまったのか、
17.5℃でも物足りない感じもします。
敢えて注文をつけるとすれば、水風呂を15℃くらいに
してもらうと個人的には完璧です。

とはいえ、サウナ入口には水や塩まで置いてあり、サービス精神旺盛な
お店の心意気を随所に感じることができる良店です。

さて今日はサウナ5分水風呂2分のショートサイクルを7、8回繰り返し
すっかり整って、レストルームで気持よく昼寝をします
18時ごろ再びサウナに戻ると地元の常連さんらしき人で
混雑しており、浴室に常時10人くらいはおりました。

サウナで温まったあと、食堂をぶらり。ここの食堂は
とても安くて驚きました。おつまみ一品の相場が200円。
こんな価格設定はまず市井の酒場では見当たりません。
今日は家で呑もうと決めていたので、ここではあまり注文できませんが、
濡れ頭巾ちゃんさんに敬意を込めて、「サ道セット」という
ビールと枝豆のお得なセットを頼みました。
これで500円。喉が乾いていたので一瞬で飲み干しましたが
安くてとても満足しました。

サウナセンター大泉。
プロサウナーが薦めるに相応しい名店かと思います。
古い施設ではありますが、清掃も行き届いており、
場末感もなく活気付いております。
サービス精神も旺盛で、サウナの本格派、総本山的な
雰囲気を感じました。
ネットで調べたところ、稲荷町と新大久保にもお店があるようです。
是非言ってみたいと思います。

野球 WBC キューバ対台湾2013年03月10日 00:02

今日はWBC キューバ対台湾を観戦に
東京ドームへ行って参りました。

実は昨日の日本対台湾の試合も東京ドーム前まで
行ったのですが、当日券が何と18000円も
したので買うかどうか躊躇している間に1回表の
日本の攻撃が終わってしまい、
悩んだ末に当日券を買わずにすぐさま家に帰って
テレビ観戦した経緯がありました。

今日は一番安い4500円の当日券が残っており
すんなり入場しました。
館内は非常に空いています。
神宮のヤクルト公式戦並みかそれ以下の
混雑で前後左右にお客はおらず
のんびり観戦することができました。
それにしても4500円でバックネット裏の
3階最上段の席ですからプロ野球よりかなり高いです。
しかしながら、1階席のバックネット裏は18000円
もするのですから、値段の格差もあまりにも激し
すぎないでしょうか。

空いている中、観客の8割がた台湾の応援でした。
台湾は人気があります。というか台湾の人々が
非常に多かったです。応援スタイルが日本と違って
鳴り物ではなくみんなで声を上げているので
好感がもてます。一方キューバ応援は
私のいた3塁側3階席にはほぼ皆無でした。
3塁側1階席に若干ながら陣取っていたようです。

さて試合のほうは14対0のコールドで
キューバが勝ちました。
点差は離れましたが力対力の真剣勝負を
目の当たりにし、非常に満足した内容でした。
パワーという面では、点差ほどの差は感じませんでした。
お互い打高投低の似たようなチームであり
両チームとも良く相手投手を捉えていました。
台湾はヒットこそ少なかったでしたが、
キューバの内野が非常にうまかったため、
2本くらいはヒットを損していました。

キューバは豪快な本塁打が4本も飛び出しました。
特に初回のセペダの本塁打は失投には見えませんでしたので
相手の出鼻をくじく非常に効果的な本塁打でした。

ただこの試合を見て感じたことは、
キューバは打撃がすごいというよりは、
この試合で台湾との差を最も感じたのは、守備力です。
特に捕手とショートはセンス、肩とも抜群です。
アウトをとった際に内野手がボールを回すのですが、
このキャッチボールを見ているだけでも
お金を払う価値があると感じるほどでした。
また、バントや盗塁など細かい野球もキューバが一枚も二枚も
上手でした。4回無死一塁で5番打者がバントをしてくるとは
台湾としては想定外。投手の悪送球を誘って大量点の
きっかけを作りました。走塁面では、リードをほとんど取らない
のが特徴ですが、積極的に盗塁していました、
(走塁死もあったので、走塁が本当にうまいのかは
 疑問です。ただ少なくとも台湾よりは上でした)

一方キューバは投手力が若干不安であると感じました。
今日は好守備もあって0点に抑えましたが、
ランナーが出ると異常に神経質になり、球威コントロールとも
甘くなっています。今日のキューバ投手は
スワローズに例えれば増渕を少し劣化させたような投手で
日本のほうが投手力のレベルは数段高いと思われます。

台湾は打線はそれなりにパワーを見せましたが、
投手力が前日の熱戦で消耗し、層の薄さを露呈したのが
敗因です。ただ、ここまでの健闘は本当にあっぱれ。
日本を苦しめた自信を胸に今後の成長が期待できます。

キューバは見ていてキビキビした非常に楽しいチームです。
試合終了後に日本のファンにサインを書いている姿も
好印象です。投手力に難はありますが、
鍛えられた守備とパワーある打撃、それから緻密な野球で
敗者復活戦でも十分勝機があると思います。

昼間は出勤し、仕事が忙しくなる中、大好きな野球を
観戦でき、それから野球場でビールをたくさん飲むことができ
今日も楽しい土曜日となりました。

水道橋ぶらり サウナアスカ2013年03月18日 20:41

昨日は水道橋にあるサウナアスカに行って
参りました。

水道橋といえばサウナ東京ドームやラクーアが有名ですが、
先日WBCの台湾対キューバを観戦した際、このサウナを
発見し、昨日はじっくり入ってみることにしました。

結論から言ってここのサウナは非常に
気に入りました。
見た目は場末感満載の寂れたサウナですが、
中身はどうして、なかなかの実力派でした。

入場料は1800円。時間制限が無いようですので
サウナ東京ドームに比べて格段の安さを感じます。
このサウナでも場所柄、テレビでは競馬中継が盛んに放映されて
おります。
競馬で大勝ちした人はサウナ東京ドームに行き、負けた人は
ここアスカにやってくるのかな、などど勝手に妄想しつつ、
サウナ室へ。

2段式で10人も入れない狭さですが100℃を超える
伝統的な高温低湿サウナです。ストーブガンガンっていう
感じがいいですね。
日曜の午前中とあって空いており、浴室には4、5名、
サウナは2、3名のみ。時々独占状態になる時間帯もありました。
勝手に寝転んだりして、ゆっくり高温サウナを満喫することが
できました。
最近感じることは、サウナの湿度というのは、お店側が自由に
設定できるものではなく、客の多さと出入りに
依存しているのではないか、という仮説を持っています。
このアスカのサウナは、お客の出入りが少なくて外の湿気が入りにくいため
非常に高温で低湿な環境が保たれていると感じました。

さて水風呂です。3人も入ればいっぱいになる狭いつくりですが
温度管理が素晴らしい。温度計は15℃を示しており、
非常に冷たくかつ澄んでおり、感動しました。
個人的な感想に過ぎませんが、ここの水風呂はサウナの高温を十分に
引き立ててくれる、サウナの高温がこの冷たい水風呂をして楽園に
せしめていると感じるほど両者のバランスが絶妙であると感じました。

さて昼寝をしようと思い、仮眠室に向かいます。
昔ながらの雑魚寝スタイルの仮眠室(とはいえ
ちゃんと仕切りはあります)ですが、昼寝をするには
うってつけです。TV付きリクライニングシートでは
隣がうるさくて眠れないこともありますので、ある程度
静かで暗い仮眠室は重宝します。(とはいえ、人のことは
いえませんが、他人のイビキには耐えなければなりません)
この仮眠室には予想外に人が多く、10人以上は
常に寝ていたと思います。サウナーとは客層の違った、
こういう需要もあるんだなと社会勉強をした気分です。

夕方から出勤したため、アスカには4時間ほどしか
いれませんでしたが、サウナ2時間、昼寝2時間と
充実した日曜日を過ごすことができました。

設備全体が古いのが難点ですが、それさえ気にならなければ
機能的で非常に良いサウナと思います。
食堂は探索できませんでしたが、次にまた行ってみたいと
思いました。

赤羽ぶらり 湯屋わっしょいとサウナ錦城2013年03月23日 21:54

今日は赤羽にある湯屋わっしょいとサウナ錦城に
行って参りました。

1日にサウナを梯子したのは初めてです。
まずは、赤羽駅から徒歩で湯屋わっしょいへ。

入館料は700円。
当初、梯子することを予定していなかったので
館内着とタオルセットも個別に頼んで
合計1350円で入場します。(但し清算は後払い)

去年12月16日のブログでご紹介しましたが
ここは非常に低温ですばらしい水風呂があり、
今回もこれを楽しみにしておりました。

がしかし。
本日の水風呂温度は17.9℃を示しております。
極めてありふれた普通の水風呂になっておりました。
わざわざ遠くからやってきただけに、
この落胆ぶりは言葉では言い表せないほどです。

辛口になりますが、お風呂の温度管理というのは
お風呂屋さんにとっては結構重要な基幹的業務だと
思います。お風呂屋さんの思想や方針を現していると
言っても過言ではありません。
わっしょいの水風呂が高温になったから批判しているのではなく、
(水風呂18℃は極めて標準的です)
お風呂屋さんにとって大事な仕事である管理業務が全く
なされていない、行き当たりばったりに管理していると
感じられたために、個人的に落胆した次第です。
まあ、行き当たりばったりが方針なのだ、と言われれば
それまでですが、それでも、仮に私が株主の立場であれば
放漫経営を方針とする経営陣には罷免を求めるでありましょう。
まあ、これ以上憶測で辛口に語っても仕方がありません。
過去の無管理状態を改め、適正温度である18℃に戻ったと、
ここは好意的に解釈しましょう。

さて失意の三郎さんは、30分ほどでわっしょいを引き上げ、
送迎バスで赤羽駅へ。
駅付近をぶらりし、錦城というカプセルホテル併設のサウナを
見つけ、ここでリベンジすべく3時間1200円コースで入館します。

ここは水道橋のアスカや学芸大学ミナミなどと同様、
古き良き伝統的サウナの典型です。
サウナは100℃を超える高温低湿で個人的に好きな
タイプです。
水風呂は、広くて噴水のように水が循環するゴージャスな
つくりです。温度は22℃を示しており、かなり高めですが
水が循環しているので、体感温度は20℃くらいに感じます。

ただここでも、ちょっと残念なことがありました。
水風呂の壁に「水風呂は15℃に設定されています」という
表示があり、実際の温度と大きく矛盾を来しています。
お店としては15℃に設定すべきと考えているようですが
実態が伴っておりません。どういうことなんでしょう。

また勝手に妄想してみましょう。
私がサウナ室にいた15時前後の1時間、広い浴室には
お客が私1人しかおらず、独占状態でサウナと水風呂を
楽しむことができました。
一方、温度管理には結構なコストがかかると思われます。
もしかしたら、客がほとんどいない状況ではコスト削減のため
常には温度管理を行っていない可能性があります。
確かにお客1人だけのために、設備を稼動し続けるのは
赤字を垂れ流すようなものです。
節電営業を行っている可能性が高いと思われます。

高温低湿の上質サウナを独占状態で楽しめたので、水風呂が
22℃でも全く気になりませんでしたが、それでも、この水風呂が、
常に22℃なのか、はたまた私の仮説どおり通常は15℃に
管理されているのか、非常に気になるところです。

赤羽のサウナの水風呂には謎が多いです。
サウナ錦城。ここの水風呂も1度来ただけではわからない謎が
ありました。必ずもう一度来て確かめてみたいと思います。