高校野球 秋の都大会 日体荏原対安田学園 ― 2012年10月27日 13:34
今日は、高校野球秋の東京大会を観戦に
神宮第2球場へ行って参りました。
昨日妻と飲みすぎて朝辛かったですが
9時40分ごろ球場へ到着。
今日も球場は大混雑しております。
が、1人だったこともあり、
運良くバックネット裏の特等席に
すわることができました。
さて今日は日体荏原対安田学園です。
東東京の強豪同士で、両チームとも
今大会下馬評を覆す快進撃を重ねてきた
楽しみな対決となりました。
今日も荏原はブラバン、チアガールを引き連れての
応援。そして今日は見るからにカリスマ的な
女性教師(と勝手に憶測しています)が
チアガールを見事に叱咤、激励、統率しております。
荏原は、今大会に応援の部があるとすれば
抜きん出て優勝でありましょう。
さて試合のほうは8対7で安田学園が勝ちました。
両チームとも投手がいまひとつの出来で、
ぴりっとしない試合になりましたが、最後は
どちらが勝ってもおかしくない際どい勝負と
なりました。手に汗握る熱戦を
楽しませて頂きました。
安田学園の勝因は、ここ一番の集中力、特に
打者の選球眼の集中力にありました。
7回表は、相手投手の制球の乱れにつけ込み
ここぞの長打で一気に逆転しました。
とても劇的な逆転劇でした。
また、地味ですが外野守備がよく鍛えられているな
という印象を持ちました。2塁にランナーがいて、
ヒットが出ても、まず本塁には帰れないような
ポジショニングの良さとダッシュ、返球をみせていました。
一方の日体荏原は非常にもったいない試合を
落としたと思いました。力は若干上回っていた
ように思いましたので、先週、対日野高相手に
やったことを安田学園にやられた、という感じです。
投手が踏ん張りきれなかったのと、
序盤の好機にあと1本でているか、走塁ミスが
なければ、案外大量点で大勝できたのかもしれません。
ただしこれまでの快進撃は本当にあっぱれ。
今日の秋空のような、さわやかな印象を
神宮に残してくれました。
安田学園は春のセンバツに大きく前進しました。
今年プロ野球でミラクルな活躍を見せた
巨人の阿部もびっくりのミラクルではないでしょうか。
打撃は好調に見えます。決勝でも相手がどこであれ
3点程度は取れる力はあると思います。
勝敗のポイントは投手力になるでしょう。
エースが今日のような出来ですと
非常に苦しいですがエースが踏ん張って
何とか接戦に持ち込み、得意の集中打で逆転する
ような理想の展開を期待します。
さて今日は2試合目は観ずに一旦家に帰りましたが
これから、サウナにでも入りに行こうと思っています。
神宮第2球場へ行って参りました。
昨日妻と飲みすぎて朝辛かったですが
9時40分ごろ球場へ到着。
今日も球場は大混雑しております。
が、1人だったこともあり、
運良くバックネット裏の特等席に
すわることができました。
さて今日は日体荏原対安田学園です。
東東京の強豪同士で、両チームとも
今大会下馬評を覆す快進撃を重ねてきた
楽しみな対決となりました。
今日も荏原はブラバン、チアガールを引き連れての
応援。そして今日は見るからにカリスマ的な
女性教師(と勝手に憶測しています)が
チアガールを見事に叱咤、激励、統率しております。
荏原は、今大会に応援の部があるとすれば
抜きん出て優勝でありましょう。
さて試合のほうは8対7で安田学園が勝ちました。
両チームとも投手がいまひとつの出来で、
ぴりっとしない試合になりましたが、最後は
どちらが勝ってもおかしくない際どい勝負と
なりました。手に汗握る熱戦を
楽しませて頂きました。
安田学園の勝因は、ここ一番の集中力、特に
打者の選球眼の集中力にありました。
7回表は、相手投手の制球の乱れにつけ込み
ここぞの長打で一気に逆転しました。
とても劇的な逆転劇でした。
また、地味ですが外野守備がよく鍛えられているな
という印象を持ちました。2塁にランナーがいて、
ヒットが出ても、まず本塁には帰れないような
ポジショニングの良さとダッシュ、返球をみせていました。
一方の日体荏原は非常にもったいない試合を
落としたと思いました。力は若干上回っていた
ように思いましたので、先週、対日野高相手に
やったことを安田学園にやられた、という感じです。
投手が踏ん張りきれなかったのと、
序盤の好機にあと1本でているか、走塁ミスが
なければ、案外大量点で大勝できたのかもしれません。
ただしこれまでの快進撃は本当にあっぱれ。
今日の秋空のような、さわやかな印象を
神宮に残してくれました。
安田学園は春のセンバツに大きく前進しました。
今年プロ野球でミラクルな活躍を見せた
巨人の阿部もびっくりのミラクルではないでしょうか。
打撃は好調に見えます。決勝でも相手がどこであれ
3点程度は取れる力はあると思います。
勝敗のポイントは投手力になるでしょう。
エースが今日のような出来ですと
非常に苦しいですがエースが踏ん張って
何とか接戦に持ち込み、得意の集中打で逆転する
ような理想の展開を期待します。
さて今日は2試合目は観ずに一旦家に帰りましたが
これから、サウナにでも入りに行こうと思っています。
コメント
_ 薔薇薔薇 ― 2012年11月07日 18:02
_ 三郎さん ― 2012年11月09日 00:29
薔薇薔薇さん、コメントどうもありがとうございます。
いろいろと詳しい情報をありがとうございます。
日体荏原高校は伝統校というイメージがあったので
チアが3年目というのは意外でした。
折角頂いたコメントですので、これをもとに
荏原高校のチアの素晴らしさについて
いつものように、勝手に妄想してみたいと思います。
数年前、「イノベーション」という言葉が
企業などで良く聞かれ、流行しておりました。
これは、従来どおりの競争の延長線上ではなく、
全く新しい価値を創造して、企業競争に勝ち残って
いきましょう、という文脈のもとで
製品、サービスや儲けの仕組みなどを変革する、という
意味で使われた言葉です。
私は荏原高校の応援は、ある意味、東京の高校野球界に
イノベーションを起こしたと考えています。
イノベーションの常套手段、王道として、既存の成功事例や
技術、モデルなどを他業種に持ち込み、移転して事業を変革する
という手法があります。
私は大学野球はほどんど見ないので想像の域は出ませんが、
薔薇薔薇さんのコメントを踏まえて推測すると、
顧問の先生の力により、大学の応援手法、技術を荏原高校に持ち込み、
移転することで、東京の高校野球界にイノベーションが
起こった、と考えます。
7月7日のブログでも書きましたが、東京の高校野球の応援
スタイルというのは、高校生らしくて楽しいと思う反面、基本的には
どこの高校も似通っており、微妙に個性の違いを出そうという
微差の戦いになっていると感じておりました。
このような「似ているが微妙に違う」という応援スタイルの印象、固定観念を
完全にひっくり返し、高校野球の応援スタイルに
新しい価値と可能性を感じさせた荏原高校の応援は
「イノベーション」以外に形容する言葉が見当たりません。
個別事象で言えば、
・チアが主体的自主的に応援している。応援の中心的存在としてチアがいる。
(チェンジの際、「頑張れ~」「ファイト」など、集団的でなく、
ひとりひとりが自主的に応援の声を上げている。やらされ感を感じさせないなど)
・控え野球部員、ブラバン、チア、父兄、が一体となっているだけでなく
一般観衆に開かれた応援スタイルである。
(従来イメージは控え野球部だけ、あるいは、熱狂的な父兄やOBだけが
応援する者であり、応援する者と応援される者(グランドの野球部員)が
1対1のクローズドな関係であったが、荏原は応援する者が控え部員、
父兄らだけでなく、チアを媒介に一般観客にオープンに広がっているイメージ。
チアが自ら資料を作って自ら資料を配り観衆に応援を呼びかけている。)
といった価値を創造し、高校野球界に一石と投じたということが素晴らしいと思います。
これらを勝手に「荏原イノベーション」と命名し、流行語大賞を
狙ってみたいと思います。荏原イノベーションとは、
東京の高校野球の応援に革新的な価値をもたらした、という
意味で使いたい言葉です。
それでは、他のやり方を高校野球の応援に持ち込みさえすれば
荏原イノベーションはいつでも起こるのでしょうか。
私は、そうではなく、今回、荏原イノベーションが起こった
理由、条件があると感じています。
1つめは、薔薇薔薇さんの言う早稲田大学の顧問の先生の指導力の高さと
生徒の努力の賜物でしょう。大学のやり方を持ち込む、と言っても
口で言うほど簡単なことでは無いと思います。しっかりとした
指導方針、指導力があって生徒がついてきてはじめて実現できるのでしょう。
技術の移転を実現できる実力が無いと荏原イノベーションは起こりません。
2つめは、舞台が神宮第2という観客密集型の球場だからこそ
荏原イノベーションが起こったと考えられます。これが神宮球場であれば
応援席と一般観客席が離れているので、そもそも価値創造が起こっても
一般客は誰も気づかなかったと思います。
3つめは、これが一番大事なことかと思いますが、大学から持ち込んだ
ものの中身が小手先の「応援する技術」でなく「応援する気持ち」という
本質的なもの、高校野球で忘れかけていた大切なものだったからではないでしょうか。
高校野球の応援は従来からの型に嵌りすぎていました。本来、グランドのナインを
応援する気持ちを表現するために応援歌や踊りがありますが、いつの間にか
本末転倒し、応援歌や踊りを型どおりに繰り返すことだけが、応援することなのだという
固定観念ができあがってしまいました。
荏原高校は、新しい応援のあり方を示したことにより、聴衆が新鮮に感じ、
荏原イノベーションが起こったと思います。
見方を変えると、チアには全く詳しくないので偏見になりますが、
個人的には、人間を空中に放り投げてポーズをとり、それを安全にキャッチする
といったアクロバットが本来的な意味でのチア(応援)なのだろうか、と
疑問に思うことがあります。
その点、荏原高校のチアは、そんな技術は無いのかもしれませんが、
本来、人を一生懸命に応援する、という原点を行動で示し、我々を感動させました。
この純粋な心が聴衆に伝わって荏原イノベーションが起こったと
思いました。
以上、荏原高校のチアの良かった点を考えてみました。
かなり妄想しずぎかもしれません。
まあ、こういう妄想も野球観戦後の感想戦のおもしろさのひとつです。
これからもグランドだけでなく応援席にも注目していきたいと
思います。
薔薇薔薇さん。コメントどうもありがとうございました。
薔薇薔薇のコメントでまたひとつ野球観戦の楽しさを
知りました。これからも考えるヒントを頂ければ幸いです。
_ カノン ― 2012年11月29日 14:50
私もこの秋、球場で荏原のチアガールたちを見ました。
良い意味で素朴で可愛らしい好感の持てるチアガールたちでした。
名門私立校のチアガールだと、良くも悪くも「いかにもチアリーディング部!」
という感じで時にはイヤミにも感じるのですが、荏原のチアガールはまったくイヤミが
無くて健気でしたね。
この素朴さを失わずに活躍して欲しいです。
良い意味で素朴で可愛らしい好感の持てるチアガールたちでした。
名門私立校のチアガールだと、良くも悪くも「いかにもチアリーディング部!」
という感じで時にはイヤミにも感じるのですが、荏原のチアガールはまったくイヤミが
無くて健気でしたね。
この素朴さを失わずに活躍して欲しいです。
_ 三郎さん ― 2012年12月02日 22:03
カノンさん、コメントどうもありがとうございます!
ブログを通して思うことは、高校野球の応援というものは、
意外に世間が注目しているのだということに気づかされます。
現に、普段はプロ野球や地域をぶらりしたことを
ブログの記事にしておりますが、高校野球関連の記事を書くと
ブログのアクセスランキングが急にあがって、びっくりします。
特にこの秋、日体荏原を取り上げた記事がブログのアクセス数を増やしました。
(アクセス数はわからないのですが、アクセスランキングというのが発表されます)
チアガールという「男の永遠の憧れ」のような題材を取り上げたから
興味本位のアクセスが増えたのかもしれません。ただ、そんな予断をとっぱらったとしても
荏原高校の応援が、カノンさんの言われるように観衆の共感を得て、
高校野球界に一石を投じたという事実は強調したいと思います。
チアのことは詳しくありませんが、これからも荏原高校には
是非気持ちのこもった応援をして欲しいと思います。
カノンさん、コメントどうもありがとうございました!
これからも高校野球や高校野球の応援について、
いろいろと教えて頂ければ幸いです。
ブログを通して思うことは、高校野球の応援というものは、
意外に世間が注目しているのだということに気づかされます。
現に、普段はプロ野球や地域をぶらりしたことを
ブログの記事にしておりますが、高校野球関連の記事を書くと
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特にこの秋、日体荏原を取り上げた記事がブログのアクセス数を増やしました。
(アクセス数はわからないのですが、アクセスランキングというのが発表されます)
チアガールという「男の永遠の憧れ」のような題材を取り上げたから
興味本位のアクセスが増えたのかもしれません。ただ、そんな予断をとっぱらったとしても
荏原高校の応援が、カノンさんの言われるように観衆の共感を得て、
高校野球界に一石を投じたという事実は強調したいと思います。
チアのことは詳しくありませんが、これからも荏原高校には
是非気持ちのこもった応援をして欲しいと思います。
カノンさん、コメントどうもありがとうございました!
これからも高校野球や高校野球の応援について、
いろいろと教えて頂ければ幸いです。
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日体荏原のチアはかわいいでしょ?まだ創部三年目で部員が15人程のため大きな大会に出場できず、野球部やアメフト部の応援に駆り出されたり、地元のイベントや祭りごとに顔を出しているみたいですよ。
応援先までの交通費は自腹らしいです。(かわいそうに・・・)
厳しい上下関係がないうえ皆仲が良い。補欠選手がおらず全員がレギュラー。
日体荏原の彼女たちは私の嫌いなチア独特の作り笑顔ではなく、偽りのない笑顔で心の底から応援しているように見えました。
これからも日体荏原のチアを応援してあげて下さいね。