東京ヤクルトスワローズ対埼玉西武ライオンズ また雨に濡れました2012年06月10日 21:05


今日は、東京ヤクルトスワローズ対
埼玉西武ライオンズを観戦に神宮球場へ
行って参りました。

12時からは秩父宮ラグビー場でラグビー観戦、
15時からは神宮球場と、久々にスポーツはしご観戦
となりました。

ラグビーは第二試合の前半まで観戦し、後ろ髪を引かれる思いで
(とはいえ引かれるほど髪はありません)
秩父宮を後にし神宮球場へ入ります。

スワローズは館山、ライオンズは牧田が先発。
予想通り投手戦の好ゲームとなりました。

スワローズはやや押され気味の試合展開でしたが、
5回に松井の初本塁打で先制します。

期待に応えた松井は素晴らしい。今がレギュラー取りの
チャンスです。大いにアピールできたと思います。

館山はヒットは打たれるものの、要所は締める
館山らしいピッチング。まずまずの出来だったと
思います。

しかし、落とし穴がありました。
8回に先頭打者に四球を与えます。

ノーアウトから先頭打者に四球を与えるような
投手では無いのですが、やはりこういうことが
起こると、今年のスワローズはバタバタしてきます。

1死1塁2塁から代わったイムが中村に
タイムリーを打たれ逆転されてしまいます。

9回に松井が孤軍奮闘の同点打(川端の好走塁も
光りました)で延長戦に持ち込みましたが、
10回に守護神バーネットがまたもや中村に
打たれました。私も、またもや突然の雨に打たれて
びしょ濡れになってしまいました。
神宮の天気は本当に変わりやすいです。
そしてその後、雨の中断もありましたが、
結局4対2で敗れました。

今日はイム、バーネットと頼みの両助っ人が
打たれてしまいましたが、2人が打たれたのであれば
諦めもつく、と言った試合だったのではないでしょうか。
勿論、接戦を取りこぼしたのは痛い。今日のような
試合で最低でも引き分けに持ち込めないと、なかなか巨人の背中は
見えてこないような気もします。
ただまあ、スワローズの野球は見せたのではないか
と感じました。

今日の試合のポイントは、中村に打たれたということではなく、
中村と勝負しなければならない状況にしてしまった
中島への対処を誤ったことにあると思います。

特に8回、1死2塁で館山が中島に四球を与えたことが
勝負を分けるポイントだったと思います。
公式HPには監督自身が継投ミスと語っておりますが
私には1死1塁2塁となってしまったからには
イムを投入するのは当然だと思えました。
勿論監督が言うように回の最初からイムであれば
結果は良かった可能性は高いです。また、最初に片岡に
四球を出した段階や中島の段階で代える手も
無くは無かったと思います。がいずれも結果論であり
厳しく言えばこのような状況を作ってしまった館山の
投球が、今日は不運だったと思うほかありません。

というわけで、今日の負けは個人的にはあまり
気になる負けではありません。(個人的にはびしょ濡れになった
自分が不運だったと思うほかありませんが。。。)
打撃陣の奮起に期待したいと思います。

ラグビー パシフィックネーションズカップ 日本対サモア2012年06月17日 23:17


今日は、忙しい一日でした。
朝風呂に行き、六本木のVIVIで早朝からサウナに入り、
お昼は神宮球場で全日本大学野球選手権を観戦し、
14時からは秩父宮でラグビーのパシフィック・
ネーションズカップを観戦。
その後すぐに神奈川県藤沢市まで電車で飛ばし、
両親と会食して、泥酔の中、ただ今帰って参りました。

1つのブログでは語れないほどの内容と思いますので
今日は、ラグビーの話に絞って語ります。

今日の試合は、なかなか楽しめました。
神宮球場の早稲田大対九州共立大の試合を
9回途中で退場し、キックオフから試合を観戦した
甲斐がありました。

それにしても、神宮の大学野球は
本当にのんびりした試合展開です。乱戦でもないのに、
2時間30分でも終わらなかったです。プロ野球並の
のんびりさではないでしょうか。ラグビーと
はしご観戦を予定している私のようなファンにとっては
非常に困ります。大学野球のスピードアップを期待します。

さて、今日のパシフィック・ネーションズカップ。
日本対サモアは26対27の1点差で惜しくも敗れました。

しかしながら、見所は多かったです。
まず、SOの立川の動きが素晴らしかったです。
立川がいたからなのかはわかりませんが、試合展開は
1月の帝京大対天理大を彷彿とさせる
対称的なスタイルの対決となりました。

立川は先週の試合ではタックルが決まらず、
決して活躍していたとはいえませんでしたが、
彼はやはり、センターではなくスタンドオフでこそ
輝く人材です。ロングパスやフラットなパスを
スピーディーに供給しておりました。

日本はバックスのスピードでは上回っていたと
思います。サモアクラスに対して堂々と
力を発揮できたところに日本の成長を感じます。

一方のサモア。
前回のフィジー戦と同様、FWの機動力、パワーが
際立っておりました。
日本はFWのディフェンスで後手を踏み、中央突破を
何度も許しました。

スクラムは何とか互角に渡り合っていましたが、
ラインアウトは劣勢でした。メンバー表を見ると
日本のジャンパーは200センチに達しておらず、
相手は1人、210センチという大男がいるではありませんか。

サイズで劣る日本としては、ラインアウトを
鍛えに鍛えて少なくともマイボールを確実にキープできるように
することが、死活問題だと感じました。
特に後半出てきた有田選手は今日は最悪でした。

今日の試合で気になることは、日本がホーム、サモアが
アウェイで、今日のような高湿高温な天候は日本にとっては
絶好な気象条件(日本にとっても過酷な条件でしょうが、
外国人には未知な条件という意味で日本有利です)
であるにもかかわらず、日本のほうがスタミナ、体力が
切れるのが早い、という事実です。

日本でワールドカップが開催される予定になっておりますが、
地の利を活かせないホームチームほど惨めなものはありません。

今日の試合、開始早々の体力の有り余っている時期には、
BKのスピードが活きて得点できましたが、その後、だんだん相手に
当たられるだけでダメージを受け、後半の後半はむしろ日本のほうが
疲れていたように感じたのは私だけでしょうか。

冒頭に少し引用した天理大学対帝京大学の試合ですが、FWで
圧倒的に劣勢な天理大学が勝つためには、最初の体力の有り余っている時期の
先制パンチ(これは今日の試合でもできました)に加え、後半の後半で
相手FWが消耗した時点で、BKで一気に振り回し、逆転するというシナリオが
必須であると感じています。
(今日の試合でも半ば出来かけていましたが、惜しかったです。)

サモア相手にホームゲームでスタミナ消耗戦で負けているようでは
先が思いやられます。
チームの戦術は通用するレベルにあるように思いますので、
後半、切れ味を落とさないような、選手の個々人のレベルアップを
期待したいところです。

それにしても、負けたとはいえ、今後の方向性や課題が見えた
良い試合だったのではないでしょうか。
今後の日本代表に期待したいところです。

東京ヤクルトスワローズ対千葉ロッテマリーンズ 何故か腹が立ちます2012年06月20日 23:50


今日は、東京ヤクルトスワローズ対千葉ロッテマリーンズを
観戦に神宮球場へ行って参りました。

中止の試合の振替日だったため、入場料が安くなっておりました。
内野席を2000円で購入し、入場します。

いつも外野席で見かけるお兄さんも今日は内野席で見かけることができ、
人間、考えることは同じなのだなあと思いつつの観戦です。

しかし。試合のほうは本当に残念な結果でした。
いいえ、残念というより、久々に野球を見ていてイライラしてきて、
最後には腹の立つ試合となってしまいました。
腹が立って、試合後北の家族に飲みに行き、自棄酒を飲んで
帰ってきたところです。

おかしいですね。家で待っていた妻も、大好きな野球を見に行ったのに
自棄酒を飲んで不機嫌に酔って帰ってくるなんて、と笑っておりました。

野球の試合は勝ったり負けたりするものです。結果に対しては
あまり腹は立たないほうです。
しかし、一生懸命やっているか、一生懸命やろうとしているのか、
という姿勢に疑問を感じた今日の試合でした。

私はスワローズの投手陣では特に、館山、押本、イムが
好きで、彼らには勝っても負けてもやるべきことをしっかりを
やろうというプロ魂のようなものを感じていました。
しかし、今日の館山にはそのような姿勢は感じられませんでした。
それが私をして腹を立てさせる原因となっていました。

6回の2塁3塁の場面で、渡辺にセンター前ヒットを打たれ、
何故館山は本塁ベースカバーに入らなかったのでしょうか。

館山ほどの投手であれば、半ば反射的に本塁後ろに回りこんで
然るべきです。しかし、そんな基本プレーが出来ていないのです。

投手に打たれたショックがそうさせたのかもしれません。
あるいは自分の不甲斐無い投球がそうさせたのかもしれません。

私は、このプレーは館山一人だけの問題ではなく、
今のチーム状態を現す象徴的シーンなのではないかと思っています。
調子が悪いからたまたま負けた、のではなく、やるべきことをやっていないので
負けたのではないか。あるいは、調子が悪い原因は自分たちの姿勢にあるの
ではないか。

今日は酔った勢いで更に辛口になりますが、館山は、雑誌ユアスワの第5号で
「試合の流れを相手に渡さないこと。先に点をやらない、点を取ってもらった
後は絶対にゼロに抑える。(中略) 先発として、いかにいい状態で次の展開に
つなげるかだけに集中してマウンドに立っています」というコメントを
発表しています。
しかし最近の館山は、コメントとは逆の展開で、勝った試合も味方に
逆転してもらっての勝利。負け試合は先制点を逆転されて負けるというように
試合の流れを渡しっぱなしのふがいない投球が続いています。

館山は初心に戻って、どんな精神状態であっても、結果が出ていなくても
一生懸命な姿勢、やるべきことを淡々とやる姿勢を取り戻して欲しいと
思います。

ここから先は、小川監督にモノ申すことになりますが、投手起用の
基本的な思想を変えるべき時に来ているのかもしれません。

昔であれば、5回を3失点であれば先発投手としての責任を果たした、
などと言われていた時代がありました。
しかし、今の時代、9回で3点とれれば勝てる完全なデフレ野球の時代です。
今や後半になると活きの良いリリーフ陣が出てくるわけなので、
5回までに3点差あればまず負けを覚悟しないといけません。
今の時代は、5回に2点を取られたら、もう先発投手を交代すべきか悩む時期なのです。
特に今日は5回終わって2対0。3対1や4対2の2点差であれば、
味方が点を取れる気配があるので続投もありえますが、
今日はロッテの渡辺に完全に押さえ込まれ、ここから3点取ることは
難しいと思われる中、5回裏に館山に代打を送らない采配は
あきらかに一昔前のインフレ野球采配です。

打撃陣が思った以上に点が取れない今のスワローズの状況を理解した上で
采配することが求められています。投手受難の時代ですが、勝ちに
こだわるのであれば、3点目をいかに防ぐか、という観点から
逆算した采配をとってもよいのではないでしょうか。

三島市 ぶらり2012年06月24日 10:09


昨日は、静岡県三島市にぶらり旅に
行って参りました。

数年前に、三島に家族旅行をした際、
この地のうなぎがおいしいということに気がつき、
2、3年に1度は初夏に訪れるようにしています。

妻と2人、お昼発の特急踊り子号に乗り込みます。
今日は曇っていましたが、途中、小田原周辺では
今にも雨が降りそうな暗い曇りでしたが、
三島に着くと同じ曇りでもやや明るくなっておりました。

さて、いつものように町をぶらり。
妻が肉屋を見つけました。「肉のしんどう」という専門店です。
妻はどんなに遠くに旅行しても、ついつい日常食を求める
習性があるようです。平日作るお弁当のおかずに最適な食材は
無いか、と常に探しているようです。
帰り際に買い物することを約し、さらにぶらりを続けます。

すっかり14時近くになってしまいましたので
ここでお目当てのうなぎ屋で遅いランチを食べます。

「本町うなよし」といういかにも地元の老舗っぽいお店に
入ります。ここは以前2度ほど来たことがあり、
おいしかったので今日もここにすることにしました。

ランチには遅い時間でしたが、結構店内は混雑しております。
2階に上がり、早速昼間からビールを頼みます。
うなぎ価格の高騰で値上がりしておりましたが、せっかく
ここまで来たのでケチらずに、珍味盛り合わせ、うざく、
肝のバター焼き、うな丼を頼み、2人でつつきました。

味のほうは相変わらず非常においしかったです。
また、来年からお店の名前が変わるとのことです。
店の暖簾がブランドだっただけに、ちょっと残念です。

さてほろ酔い気分で更にぶらりを続けます。
三島は、街の中に小川が流れており、ちょっとした
川遊びができる空間があります。
私も靴と靴下を脱いで冷たい川の中に足をつっこんで遊びました。
ここは暑い夏の日ですとたくさんの子供が
川遊びをするスポットのようですが、今日は5、6人ほどしか
子供がおらず、逆にゆっくり遊ぶことができました。
妻が、川の反対側でゆっくり泳ぐヘビの姿を見つけ、
驚いておりました。ヘビを見るなんて久しぶりです。
ゆっくりと川沿いの藪の中に消えていきました。

それにしても非常に冷たい水です。サウナの水風呂に
このくらいの冷水が欲しいと思いました。

再びぶらり。妻が花屋さんを見つけました。
「フローリスト花善」というお店です。
花束が100円で売られており、その安さに妻は引き込まれて
しまいました。
100円の花束、120円の苗を2つ買い、肉屋に行く前に
大荷物になって参りました。
その後、肉のしんどうに戻り、妻は大量に買い物をしました。
狭い店内ですが、7、8人はお客がおり、非常に混雑して
おりました。

夕方の新幹線で東京に戻り、東京ヤクストスワローズ対巨人の
試合は、家でテレビ観戦しました。

うなぎと買い物をたっぷり楽しんだ三島ぶらり旅となりました。

ラグビー 日本対フレンチバーバリアンズ2012年06月24日 22:02

今日も忙しい日となりました。
お昼から渋谷の宮地楽器でピアノの練習をし、
14時からはラグビー 日本対フレンチバーバリアンズ
を観戦に秩父宮ラグビー場へ行き、六本木のサウナに入って、
夜は家族と六本木の居酒屋で飲んで帰って参りました。

昼間のラグビーの試合はとても楽しかったです。

なんと、近鉄の旗振り親父が観戦に来ているでは
ありませんか。しかもしっかりと応援を仕切って
いらっしゃる。
近鉄ファンの私としては久しぶりの旗振り親父
の元気な姿を拝見できて嬉しい反面、
東大阪の親父が日本代表の親父に巣立っていった
姿を見て、手の届かぬところへ出世してしまったと
しみじみ思う母親のような複雑な気持ちになりました。

また、試合中、バーバリアンズのフッカーが親父の差し出す
ビールを飲みにやってきて、とても和やかな雰囲気になりました。
さすが親父。メンバーを見るとウィリアム・セルバ
というフッカーでした。彼がどれほどの選手かは
全くわかりませんが、バーバリアンズのキャプテンが
わざわざ挨拶に来る親父ってすごいなーと思いました。
(それにしてもビールを飲むってすごいと思いませんか?
 彼がトップリーグに来たら人気者になりそうな気がします!)

さて試合のほうは、キャップのかかっていない
興行的な試合だったこともあり、18対51という
大差の試合となりましたが、内容的には十分に
楽しめる内容でした。

攻撃は十分に通用していました。
バックスの速いパス回しは見ていて楽しかったです。
NO8のツイとセンターのライアン、ロックのブロードハーストの
3人の突破が際立っておりました。
竹中のスピードも十分通用したと思います。

ただ今日は、バックスのディフェンスが悪いように感じました。
ラインの最終線のポジショニングの問題かもしれません。
フルバックの位置に誰もおらず、キックでラインの裏を取られ、
簡単にトライを献上しておりました。
15番のスピードが遅いという問題もありますが、
防御のフェイズを重ねるうちに、フルバックにポジショニング
する人がいなくなってしまうというシステムの問題を
感じました。

それから、個々人の能力、特にスピードの差も感じました。
スタンドオフが独走しているのに日本の14番が追いつけないのでは
話になりません。

また、スクラムの弱さはとても気になりました。
相手はフランスとはいえ、チームとしては寄せ集めです。
組織的に練習してきた日本が負けるとは本当に意外な展開でした。
特に日本は3番がかなり弱かったです。
ただ、スクラムはFW全員で組むもの。1列だけの責任ではありません。
ロックや第3列が次のディフェンスに備え過ぎて
スクラムの押しをおろそかにしているかもしれません。
ロック陣も全体的には頑張っていましたが、スクラムの責任の一旦は
あるのかなと感じました。

悪いことばかり言っているようですが、実は今日の試合は今までの
PNCなどに比べて良かった点も多々ありました。

バックスのスピードが格段に向上しているように見受けられました。
後半にボールを良くつないだ華麗なトライを見れましたし、
トライは取りきれない場面でも、何度も大外に展開して
見せ場を作っておりました。

今日はテストマッチではありませんでしたが、
今後フランス代表と対戦することがあっても、バックスのスピードは
ある程度は通用するのでは、という確かな希望が見えた好試合でした。

あとはFWかな、と思います。
今の日本代表はサントリースタイルを標榜しているように見受けられますが、
サントリーが勝てるのも、FWの強さ、特にスクラム、ラインアウトのセットプレーと
ディフェンスがしっかりしていることが前提です。
その点、今の日本代表にサントリースタイルを当てはめるのは
非常に無理があると思います。

スクラムは体重だけでなく練習量が重要ですので
今の代表メンバーが時間をかければ何とかなると思っています。
問題はラインアウトとディフェンスですね。
これからじっくり見ていきたいと思います。

今日の試合では課題は見えましたが悲観すべきことは何一つありません。
今後のワールドカップに向けて代表を応援していきたいと
思います。