ラグビー 日本対フレンチバーバリアンズ ― 2012年06月24日 22:02
今日も忙しい日となりました。
お昼から渋谷の宮地楽器でピアノの練習をし、
14時からはラグビー 日本対フレンチバーバリアンズ
を観戦に秩父宮ラグビー場へ行き、六本木のサウナに入って、
夜は家族と六本木の居酒屋で飲んで帰って参りました。
昼間のラグビーの試合はとても楽しかったです。
なんと、近鉄の旗振り親父が観戦に来ているでは
ありませんか。しかもしっかりと応援を仕切って
いらっしゃる。
近鉄ファンの私としては久しぶりの旗振り親父
の元気な姿を拝見できて嬉しい反面、
東大阪の親父が日本代表の親父に巣立っていった
姿を見て、手の届かぬところへ出世してしまったと
しみじみ思う母親のような複雑な気持ちになりました。
また、試合中、バーバリアンズのフッカーが親父の差し出す
ビールを飲みにやってきて、とても和やかな雰囲気になりました。
さすが親父。メンバーを見るとウィリアム・セルバ
というフッカーでした。彼がどれほどの選手かは
全くわかりませんが、バーバリアンズのキャプテンが
わざわざ挨拶に来る親父ってすごいなーと思いました。
(それにしてもビールを飲むってすごいと思いませんか?
彼がトップリーグに来たら人気者になりそうな気がします!)
さて試合のほうは、キャップのかかっていない
興行的な試合だったこともあり、18対51という
大差の試合となりましたが、内容的には十分に
楽しめる内容でした。
攻撃は十分に通用していました。
バックスの速いパス回しは見ていて楽しかったです。
NO8のツイとセンターのライアン、ロックのブロードハーストの
3人の突破が際立っておりました。
竹中のスピードも十分通用したと思います。
ただ今日は、バックスのディフェンスが悪いように感じました。
ラインの最終線のポジショニングの問題かもしれません。
フルバックの位置に誰もおらず、キックでラインの裏を取られ、
簡単にトライを献上しておりました。
15番のスピードが遅いという問題もありますが、
防御のフェイズを重ねるうちに、フルバックにポジショニング
する人がいなくなってしまうというシステムの問題を
感じました。
それから、個々人の能力、特にスピードの差も感じました。
スタンドオフが独走しているのに日本の14番が追いつけないのでは
話になりません。
また、スクラムの弱さはとても気になりました。
相手はフランスとはいえ、チームとしては寄せ集めです。
組織的に練習してきた日本が負けるとは本当に意外な展開でした。
特に日本は3番がかなり弱かったです。
ただ、スクラムはFW全員で組むもの。1列だけの責任ではありません。
ロックや第3列が次のディフェンスに備え過ぎて
スクラムの押しをおろそかにしているかもしれません。
ロック陣も全体的には頑張っていましたが、スクラムの責任の一旦は
あるのかなと感じました。
悪いことばかり言っているようですが、実は今日の試合は今までの
PNCなどに比べて良かった点も多々ありました。
バックスのスピードが格段に向上しているように見受けられました。
後半にボールを良くつないだ華麗なトライを見れましたし、
トライは取りきれない場面でも、何度も大外に展開して
見せ場を作っておりました。
今日はテストマッチではありませんでしたが、
今後フランス代表と対戦することがあっても、バックスのスピードは
ある程度は通用するのでは、という確かな希望が見えた好試合でした。
あとはFWかな、と思います。
今の日本代表はサントリースタイルを標榜しているように見受けられますが、
サントリーが勝てるのも、FWの強さ、特にスクラム、ラインアウトのセットプレーと
ディフェンスがしっかりしていることが前提です。
その点、今の日本代表にサントリースタイルを当てはめるのは
非常に無理があると思います。
スクラムは体重だけでなく練習量が重要ですので
今の代表メンバーが時間をかければ何とかなると思っています。
問題はラインアウトとディフェンスですね。
これからじっくり見ていきたいと思います。
今日の試合では課題は見えましたが悲観すべきことは何一つありません。
今後のワールドカップに向けて代表を応援していきたいと
思います。
お昼から渋谷の宮地楽器でピアノの練習をし、
14時からはラグビー 日本対フレンチバーバリアンズ
を観戦に秩父宮ラグビー場へ行き、六本木のサウナに入って、
夜は家族と六本木の居酒屋で飲んで帰って参りました。
昼間のラグビーの試合はとても楽しかったです。
なんと、近鉄の旗振り親父が観戦に来ているでは
ありませんか。しかもしっかりと応援を仕切って
いらっしゃる。
近鉄ファンの私としては久しぶりの旗振り親父
の元気な姿を拝見できて嬉しい反面、
東大阪の親父が日本代表の親父に巣立っていった
姿を見て、手の届かぬところへ出世してしまったと
しみじみ思う母親のような複雑な気持ちになりました。
また、試合中、バーバリアンズのフッカーが親父の差し出す
ビールを飲みにやってきて、とても和やかな雰囲気になりました。
さすが親父。メンバーを見るとウィリアム・セルバ
というフッカーでした。彼がどれほどの選手かは
全くわかりませんが、バーバリアンズのキャプテンが
わざわざ挨拶に来る親父ってすごいなーと思いました。
(それにしてもビールを飲むってすごいと思いませんか?
彼がトップリーグに来たら人気者になりそうな気がします!)
さて試合のほうは、キャップのかかっていない
興行的な試合だったこともあり、18対51という
大差の試合となりましたが、内容的には十分に
楽しめる内容でした。
攻撃は十分に通用していました。
バックスの速いパス回しは見ていて楽しかったです。
NO8のツイとセンターのライアン、ロックのブロードハーストの
3人の突破が際立っておりました。
竹中のスピードも十分通用したと思います。
ただ今日は、バックスのディフェンスが悪いように感じました。
ラインの最終線のポジショニングの問題かもしれません。
フルバックの位置に誰もおらず、キックでラインの裏を取られ、
簡単にトライを献上しておりました。
15番のスピードが遅いという問題もありますが、
防御のフェイズを重ねるうちに、フルバックにポジショニング
する人がいなくなってしまうというシステムの問題を
感じました。
それから、個々人の能力、特にスピードの差も感じました。
スタンドオフが独走しているのに日本の14番が追いつけないのでは
話になりません。
また、スクラムの弱さはとても気になりました。
相手はフランスとはいえ、チームとしては寄せ集めです。
組織的に練習してきた日本が負けるとは本当に意外な展開でした。
特に日本は3番がかなり弱かったです。
ただ、スクラムはFW全員で組むもの。1列だけの責任ではありません。
ロックや第3列が次のディフェンスに備え過ぎて
スクラムの押しをおろそかにしているかもしれません。
ロック陣も全体的には頑張っていましたが、スクラムの責任の一旦は
あるのかなと感じました。
悪いことばかり言っているようですが、実は今日の試合は今までの
PNCなどに比べて良かった点も多々ありました。
バックスのスピードが格段に向上しているように見受けられました。
後半にボールを良くつないだ華麗なトライを見れましたし、
トライは取りきれない場面でも、何度も大外に展開して
見せ場を作っておりました。
今日はテストマッチではありませんでしたが、
今後フランス代表と対戦することがあっても、バックスのスピードは
ある程度は通用するのでは、という確かな希望が見えた好試合でした。
あとはFWかな、と思います。
今の日本代表はサントリースタイルを標榜しているように見受けられますが、
サントリーが勝てるのも、FWの強さ、特にスクラム、ラインアウトのセットプレーと
ディフェンスがしっかりしていることが前提です。
その点、今の日本代表にサントリースタイルを当てはめるのは
非常に無理があると思います。
スクラムは体重だけでなく練習量が重要ですので
今の代表メンバーが時間をかければ何とかなると思っています。
問題はラインアウトとディフェンスですね。
これからじっくり見ていきたいと思います。
今日の試合では課題は見えましたが悲観すべきことは何一つありません。
今後のワールドカップに向けて代表を応援していきたいと
思います。
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