カニ三昧と温泉 城崎温泉旅行 その2 ― 2012年02月27日 23:05
さて、2日目は城崎温泉へ移動。温泉三昧を楽しむ算段です。
ここで一旦自由行動とし、父と息子はロープウェイに観光に行き、
母は一足先に東京に帰るため、妻とお土産店をぶらつきます。
私は、13時になるのを待って、駅前のさとの湯に入ります。
入浴料800円プラスタオル代150円。
2時間弱、ゆっくりすることができました。
特に気に入ったのはサウナ。3階にあり、露天風呂(つまり屋外)から
サウナに入る構造になっています。私の良く行くサウナは、入口が
屋内にあり、入口の扉が開くたび、湿ったお風呂の湯気がサウナに
入り込み、所謂”ロウリュウ”状態になっていることも珍しくありませんが
ここでは、サウナ内には湿った空気は入りません。
(扉が2重になっているため外の空気も入りにくく、室内は常に
乾燥している状態です)
好き好きはあると思いますが、私はこのような常に乾燥したサウナは
とても気に入っています。城崎のここまでやってきてめぐり会え、
嬉しかったです!
さてさとの湯で2時間弱、たっぷり楽しんだ後(2時間弱もいた客は
いませんでした。。)今夜の宿、山本屋さんに入ります。
ここは純和風の落ち着いた旅館で、一の湯の隣という城崎温泉でも
絶好の場所にある老舗旅館です。
チェックイン後は、ゆったりとした時間が流れます。
ここでふと、日常の仕事に追われ、散髪する時間もなかったので
地元の床屋さんでも行ってみようと思いました。
山本屋さんの目の前にある宮本理容所という小さな床屋さんを
見つけ、値段表も出ていない古いお店ですが恐る恐る入店し、
年配のご主人と値段交渉。
3000円でやってくれるとのことでしたのでやってもらうことにしました。
この床屋さんは3代続く歴史あるお店で、ご主人のお話から、本当に
地元城崎を愛しているんだなということが感じられました。町民は自分の家に温泉を引けないが100円で入れることや、おいしい地酒、
香住鶴や竹泉などを教えて頂くなど、貴重な地元の情報を得ること
ができました。
宿に戻り楽しみな夕食です。かにの本格会席プランという宿の
最高レベルのコース料理を頼みました。
昨日カニ三昧で飽きるほど食べた私たちですが、やっぱりおいしいカニは毎日でも飽きないものだということがわかりました。
ただ、この店が悪いというわけではありませんが、前の日に最高級の
フルコースを食べたために、舌が肥えてしまい、味(質)とボリュームでは、昨日に比べると若干物足りなさがありました。
タグのついたブランドカニも出てきましたが、昨日のタグのついた
カニとはちょっとレベルが違うような気がしました。
(そもそも大きさが違います)。口の悪いお父さんはタグは持って帰らないと別の雑魚カニにつけられてしまうぞ、と言う始末でした。
しかし、これはネガティブな評価では決してありません。特にカニの
天ぷらは絶品で昨日のフルコースにも出てきませんでした。
城崎温泉旅館のカニの料理として合格点がつけられる、非常に
おいしい夕食でありました。また、この宿のオリジナル地ビールも
堪能し、大満足でした。
夕食後、宿の温泉に入るなどゆっくりし、20時ごろ、外湯に繰り出す
ことにしました。
寒かったですが、夫婦円満の湯として知られる鴻の湯へ参りました。(何故か一人で!)
城崎で一番遠いところにある温泉ですが、来た甲斐のある、風情の
ある露天風呂のある温泉でした。本当に温まりました。
さて帰り道、ちょっと呑み足りなかったこともあり、温泉街をぶらり
することにしました。
途中、妻と息子と路上で出会いましたが、二人ともスマートボール
などやりたいと申しており、私は飲み屋さんを探してまたぶらりすることにしました。
山本屋を一気に通り過ぎ、樹々という居酒屋を見つけ、入ってみることにしました。
温かみのある女将さんとその娘さんがやっている小さな居酒屋
でしたが、お酒は特に焼酎の種類が東京でもまず見たことのない
ほどの品揃えで、びっくりしました。
(女将さんが九州まで買い付けに行っているようです。)
お料理も地元の食材中心で、但馬牛のスジなどを堪能し、旅行者の
私としては大満足のお店でした。
ここで地酒の香住鶴、竹泉を飲み、ホロ酔いのところで妻が迎えに
来てくれて無事宿へ戻り、気持ちよく爆睡することができました。
樹々の女将さんは旅行好きで、昨年娘さんと行った沖縄旅行の
思い出を語っておりました。今度はバリ島に行かれるようです。
東京にも行きたいとおっしゃっていましたが、
是非是非東京ヘ遊びに来てくださいませ。
(つづく)
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