奥多摩旅行 御嶽山とつるつる温泉の旅2014年07月21日 08:02

7月19日、20日に1泊2日で
奥多摩旅行に行って参りました。

お目当ては昨年8月13日のブログ記事でも
紹介しました御嶽の宿坊 山楽荘を再び
訪れることです。
昨年の旅行で妻がすっかり宿坊の魅力に
取り憑かれたようです。

9時半ごろ出発。永田町から九段下、
高田馬場を経由して西武新宿線で
拝島へ。当初は途中の西武柳沢で降りて
都バス青梅駅行でのんびりバス旅行することを
想定していましたが、10時35分発のバスに
乗り遅れそうになったため、拝島経由に
変更しました。

拝島から青梅線に乗り換え、青梅駅でまた
奥多摩行きに乗り換え、13時前には
沢井駅へ到着。非常に涼しいです。奥多摩へやってきた
実感が湧いてまいりました。

澤乃井園清流ガーデンで昼食。
妻はうどんを食べ、三郎さんは昨年同様、さわびーという
地ビールと豆腐、モツ煮などを食べました。
清流ガーデンは、昨年も来ましたが、今日は寒いくらい
の涼しさのため混雑はしていませんでした。
それでも昼間から宴会をやっている人達がいて
相変わらずの人気だなあと感じました。
途中、雨が降ってきたため利き酒のできる小屋に
入り、一杯だけ澤の井の地酒を飲みました。

14時過ぎの青梅線で御嶽まで行き、バスとケーブルカーを
乗り継いで御嶽山頂へ。
途中、ヤクルトのTシャツを着た集団に出くわしました。
まさかスワローズでは無いと思いますが恐らくラグビー部か
陸上部の合宿があったのかもしれません。

さて山頂から山楽荘までは小雨のなか、ゆっくりと
ハイキングです。途中の山香荘という宿坊で日帰入浴させて
頂きました。500円です。ここは高級感溢れる宿坊で、
作家浅田次郎の実家のようです。ヒノキのお風呂はラジウム泉。
冷えた体があったまりました。

さて、山楽荘。昨年お話を伺えた18代目の神主さんから
代替わりし、息子さん、お孫さんの世代が主に宿坊を切り盛り
しているようです。(18代目さんもお元気そうでした)
料理は相変わらず手の込んだ山の幸料理。
今年もまた澤の井原酒を2合飲んでしまいました。

翌朝、9時前に宿坊を後にし、日の出山の山頂まで
登山することにしました。
本格的な登山支度はして来ませんでしたが
初心者コースと書いてあったので、思い切って
登山することにしたものです。
この日はうす曇で、途中で雨が降ってくる危険もありましたが
楽天的な我々夫婦は気にもせず、出発。

山の朝はとてもすがすがしい。前日の雨とは
うって変わって時折晴れ間も見られました。
登山道は時折、前日の雨によるぬかるみが
ありましたがあまり気になりませんでした。
登山に慣れていない2人はゆっくりゆっくりと
歩き、1時間ちょっとで日の出山へ到着。
ほぼ初めての登山はかなり疲れました。

山頂には東雲山荘という町営の小屋があり、
ここで一休み。山荘には2人のシニアの方が
いていろいろな話を伺うことができました。
皇太子が登山しにやってきた、とか今年の冬の雪は
深かったとか、ここからは千葉県まで見えるとか、
地元ならではの貴重なお話をありがとうございました。

この日の山頂はあいにく霧でかすんで
景色は何も見えませんでしたが、またここに
来たいと、妻も喜んでおりました。

さて、ここからつるつる温泉という
ところまで下山しました。
この下山がまた結構な難コースで
標準65分とありましたが、
1時間半くらいかかってしまい、かなり疲労しました。
山の上の涼しい空気はだんだんと生ぬるい
空気にかわっていきました。

11時半過ぎにつるつる温泉到着。
こんな山奥にありながら非常に混雑しています。
サウナもあってとても良い施設です。
ぬるめのつるつるした温泉にゆっくり浸かり、
ちょっと高湿なサウナと22℃くらいの小さな水風呂も堪能。
登山の疲れがゆっくり抜けていきました。
昼食はここの食堂で、鱒の塩焼きや馬刺しを
肴に生ビールと多摩の恵という地ビールを飲みました。
これはうまい。伝統的なビールでありながら
スパイシーな香りが気に入りました。

ハイキングと宿坊、地酒、地ビールを
存分に味わった思い出深い奥多摩旅行に
なりました。

高校野球 東東京大会 朋優学院対小山台、足立新田対東京2014年07月21日 18:38


今日は、高校野球夏の東東京都大会 朋優学院対小山台、
東京対足立新田を観戦に神宮第二球場へ行って参りました。

試合開始15分前に神宮に到着。何と第一球場の17番窓口が
第二球場の臨時入場券売場になっておりました。いつもプロ野球の
当日券を買うところなのでちょっとびっくりしました。

バックネット裏の最高の席をゲットしましたが、
球場はほどなく満員になり、入場制限を行うほどでした。
早めに入れて良かったです。

さて第一試合。息詰まる投手戦となり、1対0で小山台が勝ちました。
小山台は課題の1つだった守備がしっかりと鍛えられており、
安定感抜群。
最小得点差ではありましたが辛勝というより、完勝という印象です。

朋優学院は、よく踏ん張って接戦に
持ち込みました。総合力は若干劣る印象でしたが
投手が丹念にコースを突いて打たせて取る
お手本のような投球が光りました。
6回に3番打者に看板広告直撃の大本塁打を
被弾しましたが、それ以外は良く踏ん張ったと
思います。
惜しむらくは打線です。小山台投手の速球と
スライダーは一級品でしたが、コントロールが悪く
見送ればボールになる球も多かったです。
打つのは難しいにせよ、四球から崩すことは
可能だったと思います。
とはいえ、ここまでの健闘はあっぱれ。
素晴らしい試合をありがとうございました。

小山台は応援が素晴らしかったです。
もともとブラバンは強豪ですが、
応援用にオリジナル曲も発明されており、
声援も非常に大きくてうまいです。
春のセンバツを経験し、応援だけを見るなら
甲子園レベルの実力がついたなあと感激しました。

小山台は順当にベスト8入りです。優勝候補の
筆頭と思われる帝京との戦いは小山台野球
集大成の試合となるでしょう。投手の出来如何では、
世の中をあっと言わせる試合になるかもしれません。

第二試合は、5対2で東京高校が完勝しました。
一番驚いたのは東京高校の応援の迫力です。
ブラバンは小山台のうまさとは異なり、習志野バリの
金管の迫力がありました。東京高校の観戦は初めてでしたが
最初に西部警察の演奏を聴いた時からただ事ではないと
感じました。校歌もいい曲で得点が入る度に一部奏でられます。
山本リンダの名曲狙いうちも、この高校にかかれば
独自性が際立つ素晴らしいアレンジです。
さすが伝統ある名門の私立高校だ、と感激しました。

試合のほうは実力的には互角、打力でやや足立新田が
上回っていたように感じましたが、東京高校が完勝できたのは
ズバリ応援の差、だったと感じました。このような稀なる大応援は
選手の力にならないわけは無いでしょう。
また、背番号11の投手もコースを丹念に突き
タフな投球を見せていました。時折良い当たりを打たれますが
ピンチでも冷静で飄々としておりました。

足立新田は期待していたのですが、辛口に言えば
内野の守備があまりにもひどすぎ、ゴロが飛ぶとヒヤヒヤして
心臓に悪い試合でした。先発した左腕投手が不調だったのも
不運でした。
夏の本番でこのような守備を見てしまうと、強豪復活は
まだまだ遠いなと感じました。(センターは素晴らしい
ダイビングキャッチを見せていました)

東京高校は準々決勝で成立学園との対戦です。
劣勢が予想されますが、野球は何が起こるかわかりません。
大応援団とともにあきらめずに立ち向かっていって欲しいと思います。

それにしても、高校野球観戦が終わって、プロ野球のチケット
売り場に直行したところ、今日の試合、何と、満席で売切です。
スワローズ戦は見れずに帰宅を余儀なくされた三郎でした。
明日こそはナイターを観戦したいと思います。