東京ヤクルトスワローズ対巨人 確かに、珍しく采配で負けた2014年04月17日 00:29


今日は、プロ野球東京ヤクルトスワローズ対
読売ジャイアンツを観戦に神宮球場へ行って参りました。

今日は夜に仕事の打ち合わせを入れられてしまい、
(非常に苦痛でした)球場に着いたのは20時30分過ぎ。
7回裏のスワローズの攻撃途中でした。初めて知りましたが、
スリーイニングチケットというチケットを買って
入場します。(とはいえ、値段がファンクラブ価格と同額なので
全く割安感の無いひどいチケットでした)

この時点で5対3の完全に負け試合でしたが、
私が球場に着いてからというものの、ゲームが急に動き出し、
熱戦となりました。そして今日も試合時間の長い延長戦となり、
結果的には9対8でスワローズは敗れました。

今日は、(前半戦は見ていないので後半戦を見る限り、)
はっきり言うと珍しく監督采配の差で敗れた、
といっても良い試合だったと感じました。
小川監督は時折、選手をかばうように自分の采配のせいで
負けた、と言う事がありますが、それは立場上の話に過ぎず、
今日のように実際に監督采配の差で負けたというゲームは
非常に珍しいと言えるでしょう。

一部の狂信的ジャイアンツファンを除けば、原と小川とで
監督としての資質、能力の差を論じた場合に、原が上だという人間は
皆無に等しいと思われますが、小川のミスによりこともあろうに原に
負けてしまった。これが今日の試合の非常に気持の悪いところです。

今日は9回の久古の登板が最悪な采配だったと感じました。
カーペンターを信用していないために傷口が広がる前に
代えたのでしょうが、久古にとってはこの場面で登板するには
全くモチベーションが上がらず(単に辛い場面を押し付けられた
感が強い)能力的にも荷が重い場面です。カーペンターを続投すべきです。
小川監督には今、辛抱が求められます。カーペンターで負けたら
仕方無しなのです。久古で負けるのは(今日は負けはついていませんが)
仕方無しでは済まない采配の問題です。でなければ9回の最初から久古か山本を
投入すべきではないでしょうか。
(一方、今日の負け投手の秋吉は久古に比べればまだまだ立派なものです。
 打たれることと、打たれる以前にストライクが入らないことは
 全く比較の対象になりません)

読売は、8回裏に打たれたものの西村を引っ張ったのが光る采配です。
今波の場面でマシソンを投入しないのが好采配。西村で負けるのもやむなしという
意思、信頼感を感じました。

それにしてもバレンティンの本塁打はさすがでした。
これが見られただけでも来た甲斐がありました。

明日は古野。読売キラーの石川や村中、エース小川が登場しない
この3連戦は悲しいものがあります。
スワローズにとっての宿敵は読売であり、勝てる投手を温存するのは
非常に悲しいですが、それだけ古野に期待している現われであると
信じて、明日は是非早い時間から観戦したいと思っています。

東京ヤクルトスワローズ対巨人 力負けから感じたこと2014年04月17日 23:42

今日は、プロ野球東京ヤクルトスワローズ対
読売ジャイアンツを観戦に神宮球場へ行って参りました。

昨日に比べて少し早い20時ごろ球場に到着しました。
しかし残念なことに、今日の試合のテンポは早く、まさに
昨日と丁度同じ7回裏のスワローズの攻撃途中から
観戦することになりました。

この時点で4対3の展開。昨日のような熱い終盤戦を期待しましたが
うって変わって波風立たず、観戦時間1時間であっという間に
敗れてしまいました。このままあっさり引き下がるのを良しとしない
三郎さんは球場近くの札幌ラーメン屋で日本酒などを飲み、
ほろ酔いで帰って参りました。

今日も前半戦は見ていないので正確に試合を語れませんが
(やはり野球は流れのスポーツであり、3イニングちょこっと
 見ただけではきちんと試合を観た事にはならないと思います。
 しかしまあそれはそれで置いておいて語りますが。。)
今日は普通に力負け、という印象を持ちました。

ジャイアンツとは終盤に登場してくる投手陣の力量にかなりの
差があると感じました。ロマンや石山も当然頑張ってはいるのですが、
今日は山口やマシソンに見劣りを感じました。
(たまたま今日だけの出来だけで判断しています。
 潜在的にはそんなに能力は変わらないとは思います)

一つ感じることは、スワローズの終盤に出てくる投手陣は
(まあ終盤だけに限ったことでもありませんが)
何というか、打てるものなら打ってみろといった「格上感」が
ほとんど感じられません。細心の注意を払っておっかなびっくり
投球し、その結果、必ず四球を連発し、たまたま出たヒットが
必ず失点となるのが最近の私のイメージです。

原因は、投球技術(制球力)の欠如、と言ってしまえば
それまでですが、精神面でのひ弱さも大きいのではと思います。
例えば石山が、村田に対して「格上感」を持って投球していると
感じられないのがとても残念です。
(実際には村田が格上かもしれませんが、1対1で勝負している
 場面では、村田ふぜいなど俺にかかれば完全に抑えられる、という
 自信自負はプロとして当然あるはず。しかしそれが周りに
 伝わらない)

今のスワローズの投手状態では、投手コーチに課せられた課題は、
非常に大きいと思います。
何よりも、技術面での指導ではなく、
(投球技術はまずは個人の責任でやるべきでしょう)
「勝つ集団」に生まれ変わるために、まず負け犬根性を払拭するよう
変革していく必要がある、と強く感じました。
高津はコーチ経験も無いので技術面での指導しかできないかも
しれません。
今もっとも奮起すべきはブルペンの伊藤でしょう。
彼がリリーフ陣に共通の目標を持たせ、メンバーをモチベートし、
チャレンジさせて自信を取り戻させるマネージメントを行うことが
重要です。
コーチは、現役の延長線上にある技術中心の野球ではなく、
野球を科学し、マネージメントすることが求められているのです。