高校野球 夏の甲子園 仙台育英対飯塚 ― 2012年08月17日 17:27
8月15日、16日に甲子園の高校野球を観戦に
行って参りました。
15日は、第三試合の途中からと第四試合。
16日は、第一試合の途中からと第二試合を観戦しました。
今回は15日の第四試合、仙台育英対飯塚についての感想です。
九州旅行帰りということもあって飯塚を応援すべく
1塁側特別自由席1200円で入場します。
(いいえ。正確には既にバックネット裏自由席が満席でした。)
プロ野球に見慣れてしまっているせいでしょうか、
正直、両チームの悪いところばかりが目に付いた試合でした。
一生懸命やっている高校生に対して申し訳ないと思いつつ、
いつもの調子で遠慮せずに振り返ってみたいと思います。
まず、飯塚高校は、投手起用、投手交代の采配が
後手に回りました。プロ野球のように豊富にリリーフが
いるわけではないので簡単には替えられないとは
思いますが、それでも、先発投手は初回から明らかに
相手打線に捕らえられておりました。
この試合もあとで2人は登板していたわけですから、
投手がいなかったというわけではなく、何かの事情で
引っ張らざるを得ない理由もみあたりません。
私が監督なら遅くとも4回の死球直後には交代させていました。
せっかく3点を先制して優位に立ったのに、
先発投手と心中してしまった采配はいわゆる無理心中と
言えるでしょう。
打撃は、中軸は仙台育英投手を捉えていただけに
本当に残念な試合となりました。
仙台育英は、総合力は1枚上手でしたが、早めに継投されて
いれば縺れた展開となっていたかもしれません。その点、
相手に助けられた勝利と言えるでしょう。
打撃は破壊力はありますが、大振りが目立ちました。
フルスイングは大事ですが、この打線は、フルスイングではなく
大振りに見えてしまうのは何故でしょうか。
それはボール球に手を出しているからと推測します。
次の相手は作新学院ですが、作新学院はテレビ観戦しかしていませんが
フルスイングの印象です。苦戦は必死となるでしょう。
それから、またどうでもいい話ですが、仙台育英の応援の
歌の音程がとても気になりました。
元気な声で応援しているのはわかりますが、音程がはずれていて
正直聞き苦しい。気になります。試合に集中できません。
最初、ハモるためにわざと度をずらしているのかと思いましたが、
応援の音程はブラバンの音程よりも3~4度と中途半端に高く、
完全に3度ずらしているように演奏しているとは思えません。
勿論、甲子園応援は合唱コンクールではありませんので
歌唱力をとやかく言われる筋合いはなく、別に批判している
わけでもありませんが、とにかく、とても気になって、今でも
耳に残って思い出されます。
まあ、無理やり締めるとすれば、うまいプレイもあれば、
時にはエラーをすることもある。
同様に、うまい演奏もあれば、一生懸命な演奏もある。
それが高校野球。
その意味ではこの試合は高校野球の奥深さを知る
含蓄ある味わい深い試合となりました。
両チームの皆様、本当にお疲れ様でした。
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