九州旅行 茅乃舎の十穀鍋2012年08月14日 19:22

8月11日の旅行初日。

広島から乗車したのぞみ35号は
定刻から5分ほど遅れ
18時20分ごろ博多に到着しました。

さて、夕食の時間帯です。
夜の中洲、天神方面へ繰り出したいと
思っておりましたが、妻が、
どうしても行きたいお店があると
申し出があったため、それに従うことにしました。

妻は、料理のだしに凝っており、久原本家という
だしのお店に行きたいとのこと。
検索させたところ、博多シティ9階に椒房庵という
直営店があるのでそこに行くことにしました。

しかし。なんと店内大混雑で、1時間以上待つとのことです。

私は悩みました。ここで1時間以上待つのは
無いとしても、妻の願いをかなえるため、
粕屋郡久山町というところに本店があるので
その店に行くべきか、それとも夜の中洲、天神方面に
夜遊びに行くべきか。

悩んだあげく、本店に行くことに決め、椒房庵の店員
さんから本店に予約の電話を入れてもらいました。

19時1分発の列車で博多から篠栗へ向かいます。
19時16分に篠栗駅に到着。
そこからタクシーに乗り、茅乃舎(かやのや)という
レストランを目指します。

しかし、タクシーはいつまでたっても店に到着せず、どんどん
山奥へ入っていきます。正直、こんな田舎の
山中にレストランがあるのかと不安になってきました。

しかし、ここで素敵な出来事が起こりました。
山の中から、なんと天然の鹿が道路に降りてきて、
我々はタクシー車中から鹿を2頭見ることができました。
運転手も、この時期に鹿が出てくるのは
珍しいと言っていました。冬に山の中に食べ物がなくなると
降りてくることはあっても夏にはめったに
見られないとのことです。
これには動物好きの妻も大興奮です。

しかしまあ、ここは天然の鹿が出てくるくらい、
真っ暗な山の中なのであります。
20時前にようやく茅乃舎に到着。
2500円かかりました。

茅乃舎は、想像以上にすばらしいところでした。
山の中に突然現れた茅葺屋根の隠れ家といった
ところでしょうか。店内は随所に高級感が漂っております。
こんな山の中にあっても、お客さんは20人くらいはおり、
混んでいました。

値段も高級で、最低でも1人5250円とのことです。
それでも十分に行く価値のあるお店でした。
私もよくもまあ思い切ったことをしたものです。

ここのレストランはすべて自然食にこだわったメニュー。
一番の売りのメニューは、十穀鍋といって、穀類からダシを
とったスープで食べる豚肉の鍋料理です。
5250円のコースにも十穀鍋が入っていました。
(厳密には、メイン料理は3種類から選択できるのですが
 店員さんに絶対お勧めといわれ迷わず十穀鍋を選びました)
豚だけでなく、牛蒡やきのこがたくさん入っており
非常にヘルシーでおいしい料理でした。

こんな山の中でこんな自然食をいつも食べていると
きっと長生きできることでしょう。1ヶ月くらいここに
滞在したい、などど妻が他愛も無い会話をしながら、
スローな時間が過ぎていきました。

おっと、しかし、今夜の宿は佐賀県の唐津ということを
すっかり忘れておりました。
既に自然食を食べながらビールが進んですっかり酔って
しまいました。
ここからまたタクシーを呼んで篠栗駅へ着いたのが既に
22時を回っておりました。
博多で乗り換えし、西唐津行きの最終列車にぎりぎり
間に合いましたが、混雑してすわれず、酔いと疲れの中、
立ったまま辛い時間がすぎ、唐津第一ホテルリベールに
到着したのは、あまり覚えていませんが午前1時近くに
なってしまいました。

最後は非常に疲れましたが、久山町の茅乃舎は
とても印象深い体験となり、またいつか妻と行きたいと
思いました。

コメント

_ リョウマ ― 2012年08月17日 22:47

こんばんは、すごいハードスケジュールですね!

久山町のレストランが美味しくて良かったですね(笑)


私は福岡に住んでますが、知りませんでした(笑)

久山町から唐津は恐れ入りました!

_ 三郎さん ― 2012年08月18日 10:48

リョウマさん、コメントどうもありがとうございます。

リョウマさんは福岡にお住まいなのですね。
福岡はよかところでした。
久山町からは正直、唐津に行けるのかハラハラしました(笑)
茅乃舎はとても良かったです。一度行ってみてはいかがでしょうか。

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