広島ぶらり グランドサウナ広島2012年08月14日 18:10


8月11日から西日本方面へ旅行へ行って参りました。
今は九州からの帰り道、神戸の宿から書き込んでおりまして、
まだ旅の途中であります。

これからいくつかに分けて九州旅行について
書きたいと思います。

今回の旅の目的は、呼子でイカを食べることと
ハウステンボスに花を見に行くという2つが
メインです。久々に妻と2人旅です。
妻が広島の友達に会いたいと言っていたので
途中広島に途中下車して九州に行くことにしました。
今回は途中下車した広島のお話です。

11日6時30分に東京駅に到着。
お盆の帰省と重なっており、
この時間帯で既に東京駅は大混雑でした。

博多行きののぞみはいくら待っても乗れそうに
ありません。仕方なく、6時47分発
新大阪行のぞみ305号で新大阪まで行きます。
バラバラな席でしたが一応座れました。
しかし、新大阪に着いてから、駅はさらに大混雑
しております。
東京から来るのぞみには乗れず、新大阪発9時59分の
さくら551号にやっと乗れました。
さくらに乗るのは初めてだったので多少は興奮しましたが
座れなかったので辛かったです。
岡山でちょうど降りる人がいたため、岡山から座ることが
できました。

混雑のため、列車が10分程度遅れ、11時40分ごろ
広島に到着。

ここで友人に会いに行った妻と一旦別れ、温泉を探します。
湯来温泉というところを見つけて、目指します。
五日市駅まで行きましたが、駅に着いたのが12時過ぎ。
次の湯来温泉行きのバスは14時10分と2時間近く
無いため、行くことを断念せざるを得ませんでした。

仕方なく、市電で市内へ行き、街中を散策しました。
昼食は、立町付近にあるみよし食堂という
昔ながらの食堂に入りました。
店内を見ると創業50年の表彰状が飾られておりました。
すごい老舗食堂です。
旅先でふらっと入った食堂が、このようなすばらしい
食堂だったことに幸運を感じます。
暑かったので昼間からビールを飲み、刺身定食700円を
食べました。ごはんが特においしかったです。

さてほろ酔い気分でさらに街をぶらり。
そしてなんと、サウナを発見しました。
グランドサウナ広島というお店で60分コース1260円。
1時間で1260円とは、ちょっと高い気もしますが
湯来温泉に行けなかったこともあり、入ることにしました。

結論から申しますと、ここのサウナは非常に良かったです。
東京にあったら間違いなく2ヶ月に1回は通ってしまうような
レベルのお店でしょう。

設備はかなり古いですが、まあサウナというのは、だいたい
みんな古いので許容範囲でしょう。お盆と土曜日ということ
もあって、お客も数名しかおらず、のんびり入れます。

そして、屋上に塩サウナがありました。ここの塩サウナは
狭いですが、蒸し風呂タイプでは無く、乾燥タイプだったのが
個人的には特に良かったです。

そして、水風呂が20度と15度の2種類あって、よく温度管理
されていることに感動しました。
東京では15度に温度管理されている水風呂は滅多に
お目にかかれません。先月行った学芸大学前のサウナも
おそらく17度前後だったかと思われます。
久々に、入って体が痺れるくらいに低温で、とても良かったです。

その後、15時30分ごろ、妻と合流し、まじめに平和記念資料館を
見学。入館料50円は安過ぎると思いました。
そして17時6分ののぞみ35号で博多に向かいました。

九州旅行 茅乃舎の十穀鍋2012年08月14日 19:22

8月11日の旅行初日。

広島から乗車したのぞみ35号は
定刻から5分ほど遅れ
18時20分ごろ博多に到着しました。

さて、夕食の時間帯です。
夜の中洲、天神方面へ繰り出したいと
思っておりましたが、妻が、
どうしても行きたいお店があると
申し出があったため、それに従うことにしました。

妻は、料理のだしに凝っており、久原本家という
だしのお店に行きたいとのこと。
検索させたところ、博多シティ9階に椒房庵という
直営店があるのでそこに行くことにしました。

しかし。なんと店内大混雑で、1時間以上待つとのことです。

私は悩みました。ここで1時間以上待つのは
無いとしても、妻の願いをかなえるため、
粕屋郡久山町というところに本店があるので
その店に行くべきか、それとも夜の中洲、天神方面に
夜遊びに行くべきか。

悩んだあげく、本店に行くことに決め、椒房庵の店員
さんから本店に予約の電話を入れてもらいました。

19時1分発の列車で博多から篠栗へ向かいます。
19時16分に篠栗駅に到着。
そこからタクシーに乗り、茅乃舎(かやのや)という
レストランを目指します。

しかし、タクシーはいつまでたっても店に到着せず、どんどん
山奥へ入っていきます。正直、こんな田舎の
山中にレストランがあるのかと不安になってきました。

しかし、ここで素敵な出来事が起こりました。
山の中から、なんと天然の鹿が道路に降りてきて、
我々はタクシー車中から鹿を2頭見ることができました。
運転手も、この時期に鹿が出てくるのは
珍しいと言っていました。冬に山の中に食べ物がなくなると
降りてくることはあっても夏にはめったに
見られないとのことです。
これには動物好きの妻も大興奮です。

しかしまあ、ここは天然の鹿が出てくるくらい、
真っ暗な山の中なのであります。
20時前にようやく茅乃舎に到着。
2500円かかりました。

茅乃舎は、想像以上にすばらしいところでした。
山の中に突然現れた茅葺屋根の隠れ家といった
ところでしょうか。店内は随所に高級感が漂っております。
こんな山の中にあっても、お客さんは20人くらいはおり、
混んでいました。

値段も高級で、最低でも1人5250円とのことです。
それでも十分に行く価値のあるお店でした。
私もよくもまあ思い切ったことをしたものです。

ここのレストランはすべて自然食にこだわったメニュー。
一番の売りのメニューは、十穀鍋といって、穀類からダシを
とったスープで食べる豚肉の鍋料理です。
5250円のコースにも十穀鍋が入っていました。
(厳密には、メイン料理は3種類から選択できるのですが
 店員さんに絶対お勧めといわれ迷わず十穀鍋を選びました)
豚だけでなく、牛蒡やきのこがたくさん入っており
非常にヘルシーでおいしい料理でした。

こんな山の中でこんな自然食をいつも食べていると
きっと長生きできることでしょう。1ヶ月くらいここに
滞在したい、などど妻が他愛も無い会話をしながら、
スローな時間が過ぎていきました。

おっと、しかし、今夜の宿は佐賀県の唐津ということを
すっかり忘れておりました。
既に自然食を食べながらビールが進んですっかり酔って
しまいました。
ここからまたタクシーを呼んで篠栗駅へ着いたのが既に
22時を回っておりました。
博多で乗り換えし、西唐津行きの最終列車にぎりぎり
間に合いましたが、混雑してすわれず、酔いと疲れの中、
立ったまま辛い時間がすぎ、唐津第一ホテルリベールに
到着したのは、あまり覚えていませんが午前1時近くに
なってしまいました。

最後は非常に疲れましたが、久山町の茅乃舎は
とても印象深い体験となり、またいつか妻と行きたいと
思いました。