高校野球 東東京大会 国士舘対成城学園 ― 2012年07月15日 20:07
今日は、高校野球東東京大会 国士舘高校対成城学園を
観戦に駒澤球場へ行って参りました。
炎天下の中、狭い観客席ではありますが、
超満員です。
結果は7対1で国士舘が勝利しましたが、
中盤まではどちらも力を出し切った好試合となりました。
成城学園は初回、3番打者のものすごい当たりの
本塁打で先制します。ストレートを完璧に捉えた一打でした。
国士舘の先発は左腕の本格派。ストレートが非常に速いです。
ただ、今日はボールの行方はボールに聞いてくれという
感じで力んでボールが高めに浮くことが多かったです。
本調子にはほど遠い出来だったのではないでしょうか。
変化球は、ストライクからボールになるのと
ストライクが取れるものの2パターンがあり、
高めの力のあるストレートと低めの変化球の高低差、緩急差で
打者を抑えるスタイルのようです。
それにしても、調子がとても悪いように見えても、結局は初回の1点のみに
抑えたのですから素晴らしい。調子が悪くても力で抑えられる、
格の違いのようなものを感じました。
一方、成城学園の投手は右サイドスローの技巧派で、低めに
球を集め、内野ゴロ中心に打たせて取る投球が光りました。
特に右打者には外角低めに流れる変化球が切れていました。
回を追うごとに国士舘打線が慣れてきて、点を取られましたが、
それでも粘り強く頑張っていました。
成城学園の攻撃陣は、何度かチャンスを迎えるも、
ダブルプレーが本当に痛かったです。
また、重要な場面で何度かバントを選択していましたが、
もう少し、多彩な采配ができればもっと食い下がれたかなとも
感じました。
とはいえ、成城学園は終盤まで接戦をみせてくれました。
大きなミスも無く、どこが悪かった、何が悪かったという点は
ありません。よく頑張ったと思います。
ただ成城学園に限った話ではありませんが、中堅上位校にとって、
国士舘クラスの強豪に勝つには自分たちの野球をやりきるだけでなく、
相手を上回るあるいは相手が嫌がる武器のような何かが無いと、
なかなか勝つのは難しいのかもしれません。
その武器を見つけられるように、今後とも見守りたいと思います。
国士舘は、投打にわたり、やはり強豪の力強さを感じました。
投手の調子があがってくれば、優勝候補のダークホース的
存在になる可能性も感じました。
今日は若干守備が乱れた場面がありましたが、
そのあたりを修正して、更に上位を目指して頑張ってください。
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