ラグビー パシフィックネーションズカップ フィジー対サモア ― 2012年06月10日 20:59
今日は、ラグビーパシフィックネーションズカップ
フィジー対サモアを観戦に秩父宮ラグビー場へ
行って参りました。
今日は真夏日。とても暑いです。
両チームとも南国ですが、このようなアジア特有の
高湿高温なコンディションでどこまで
自分たちのラグビーが出来るのか、
非常に興味深い一戦です。
2月のトップリーグセミファイナル以来
4ヶ月ぶりの秩父宮です。セミファイナルや
早慶戦ほどではありませんが、さすがに
PNCだけあり、客席は7、8割埋まっています。
試合は前半からサモアが押し気味に進めます。
FWに機動力があり、よくボールをつないできます。
モールの力強さも目立っておりました。
また、ハーフの動きもよく、走りこんで相手ディフェンスを
よくずらしておりました。特にスクラムハーフが
素晴らしかったです。
10分にフィジーがトライを上げ、点数上は
フィジー優勢で進みましたが、内容的には
サモアのディフェンスに安定感があり、
フィジー得意のランニングラグビーをさせない
展開に持ち込めていたと思います。フィジーはボールを
左右に動かし、相手ディフェンスの穴を見つけようと
しますが、サモアの好タックルでノッコンを連発して
おりました。
サモアの選手がシンビンとなって1人少ない状況になって
からはフィジーが攻勢に出ましたが、良くサモアは耐え切り
ました。
後半に入ってもサモアのバックスが素晴らしいトライを上げ、
しっかりとゲームを支配します。
後半の後半からは、前半の再現のようにフィジーが攻勢に出、
今度はトライをとって再び接戦の様相を呈しはじめたものの、
最後の最後、後半39分に3点差に詰め寄るトライをあげた
フィジーが、何故かゴールキックをのんびり蹴って
ノーサイドとなる不思議な幕切れとなりました。
日本の試合の場合ですと、外れても良い(3点差なので
入れても入れなくても大差ない)ので急いでゴールキックを蹴って
次のキックオフのボール争奪に賭ける戦術をとるのが普通ですが、
何故、負けているのにゆっくりしていたのか、フィジーの
戦術が理解できませんでした。炎天下で疲れたのか、
まだ時間があると勘違いしたのか、あれでも一応は急いでいたのか、
謎は深まるばかりです。
そしてノーサイド。
29対26。ほぼ互角でどちらが勝ってもおかしくない
好ゲームでした。国際レベルの試合を身近に観戦できる
貴重な機会となりました。日本で開かれる
ワールドカップが本当に待ち遠しくなりました。
15時から神宮球場でプロ野球を観戦したため、
第二試合の日本対トンガは前半のみの観戦でしたが
日本も含めこの4国はいいライバルとしてこれからも
切磋琢磨してよい試合を見せて欲しいと思います。
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