高校野球 春の都大会 水曜日2012年04月18日 22:29

今日は、春の高校野球都大会 帝京対都立片倉を
観戦に駒沢球場へ行って参りました。
(何故平日の昼間に観戦できたのかは聞かないでください)

結果は5対2で帝京が勝利しましたが、
点差よりは力の差は感じられませんでした。

ただ最も差があったのは守備力で、正直、雲泥の差があったと
思います。
辛口になりますが、片倉は都立高校の中でも最低レベルの
守備力しかないのが現実でした。駒澤が土のグランドということを
差し引いても、肝心のところで守備で足を引っ張っていました。
力はあるだけに非常に惜しいチームであると感じざるを
得ませんでした。

さて、投手力は互角、いや総合力では片倉のほうが上回って
いたかもしれません。
今日は片倉のエースはコントロールが全く定まらず、
1安打で3点を奪われるような荒れた投球となって
いましたが、本調子の時には帝京の強力打線も
抑えられるような可能性を感じました。
(今日もうまく立ち回ることができれば
 十分勝てた試合のように思います。特に再登板した
 9回のピッチングを見ると
 実力的には十分通用したと思います)
また、2番手の左投手の力投も光りました。
今日の片倉の投手起用は正攻法でしたが、左打者に強打者の
多い帝京に対しては、この左腕投手を5対0の試合が決まって
から投げさせるのはもったいないと感じました。
良く帝京打線を抑えていただけに本当に残念です。
ここに帝京に勝つヒントが隠されているように
思いました。

ただ、帝京は打てなくても打てないなりに、うまく打線を繋いで
ワンチャンスをモノにする勝負強さがありました。左腕の
エース(?背番号は10)は前回の総工戦よりはコントロールに
バラツキはあったものの、球威がすこぶる向上しているように
感じられました。
今日の試合を観る限り、本大会の優勝候補の筆頭であることは
間違いありません。
一方、片倉は総じて荒削りの印象をぬぐい得ず、うまく噛み合うと
強豪相手にも十分勝てる可能性を感じる反面、基本である
守備力を抜本的に鍛えない限りは夏の大会には足元をすくわれ
かねない、脆弱さも感じました。特に西東京大会は、全国的にみて
非常にレベルが高い大会です。
投手を含めた守りを強化して臨んで欲しいと期待しています。

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