プロ野球 東京ヤクルト対巨人2012年03月31日 20:53

今日は、プロ野球開幕シリーズ
巨人対東京ヤクルトを観戦に東京ドームへ行って参りました。

昨日の石川の快投をテレビで観て感動し、生観戦したいと思って
俄かにインターネットで調べた所、指定席Cが予約できたため、
2300円を払って観にいくことにしました。

開幕カードほど心を踊らされるものはありません。
後楽園はものすごい人々でごった返ししております。
小雨と強風の中、ドームでなければ中止になっていたかもしれないと
思いつつ、感謝しながら球場へ入ります。

さて今日の試合。
結果はヤクルトの勝利で2連勝。幸先の良いスタートを
切りました。

ファンクラブ会員に配られる雑誌「2012FAN BOOK」によれば
ヤクルト小川監督は開幕前の想いとして、次のように
述べておられました。
「スワローズというチームは中日のように投手力を誇るわけ
ではない。巨人や阪神のような重量打線でもない。まして、
広島のように伝統的に機動力をからめるでもない。総合力で
戦っていくチームなんです。」
「だから控えの選手の動きというのは、チームの戦力として
大きなウエートを占める。」
小川監督のこの考えがブレていないところが
ファンとして試合を観ていてとても頼もしいです。

さて今日の試合。
2対3から一挙に3点を入れて逆転し、その後も追加点を入れて
逆転勝利しました。

今日の感動は、6回の代打雄平、7回の代打飯原です。
この采配に、まさに「総合力で戦っていく」全員野球の精神を
感じました。
そして2人が結果を出したことにより、今シーズンの手ごたえを
いちファンとして感じました。
今日の試合は、スワローズ全員が一体となってもぎ取った
勝利として、深く記憶しておきたいと思います。

それにしても。
村中は相変わらずコントロールに難がありました。
3点の取られ方が悪く、右打者に打たれるのはまあ
仕方ないにせよ、前後の左打者に死球を出したり
打たれるのはいただけません。
本当は今日は完全に負け試合だったかと思います。

6回の田中の本塁打により、球場の雰囲気がガラリと
変わりました。ある意味、今日の試合の田中が
最大の殊勲だったと思います。

また、今日の試合は今シーズン全体の戦い方が見えた一戦でした。
8回から増渕が登板しました。これは大きな決断で、これにより
勝利の継投が増渕-バーネットであることがはっきりしました。
イムの不調が痛いですが、この両氏の継投であれば
昨年と遜色ない結果が残せるのではないかと考えています。

そして明日の先発は赤川のようです。
巨人に対して徹底して左投手をぶつける小川監督の
采配のおもしろさを感じています。

今、インターネットで明日の試合も予約しました。
明日の杉内との投げあいも非常に興味深いです。
開幕3連勝を目論んで行って参ります。