高校野球 春のセンバツ 観戦記と優勝予想 ― 2012年03月28日 23:52
日曜日も甲子園へ行って参りました。
今や古新聞ですがその時の感想と
今後の優勝の行方などを占ってみたいと
思います。
前の日が雨天延期のため、この日は4試合を
予定していたようですが、そんな情報は露知らず、
9時前に甲子園に到着しました。
今日も中央特別自由席1600円で入場します。
北照対光星学院の試合は始まっており、丁度
光星学院が3対0になっておりました。
両チームとも良く鍛えられキビキビしております。
私が観戦し始めてからは点は入らないものの、
投手戦というよりは点数が入りそうで入らない
ヤキモキした展開でした。
北照の左腕投手はフォームが美しくて観ていて
気持ちの良い投球をしていました。ヒットは打たれますが
決定打を許さない粘投でした。
試合は、力量的には光星学院が押し気味でしたが、
北照に十分勝てるチャンスがあったと思います。
特に9回表、一死一二塁でライト前クリーンヒットの時、
二塁ランナーが本塁突入してしまうという
野球のセオリーを無視したチャレンジが本当に悔やまれます。
三塁コーチの指示による走塁でしたが、
コーチの判断が勝敗を左右してしまうほどの
僅差の試合だったと言えるでしょう。
北照は敗れはしましたが、投手を含めた守りは十分通用しました。
あとは打力を鍛えれば夏の台風の目になる可能性も
秘めているなあと感じました。
次の地球環境対履正社の試合も際どい好試合でした。
地球環境の投手は140キロ超の速球で悉く打者を
詰まらせておりました。
一方履正社の投手は絶対的なエースがおらず、小刻みな投手リレーを
とらざるを得ない状況でありました。序盤に地球環境が点数を取って
いれば地球環境が勝てるチャンスは十分にあったと思います。
しかしそうはいかないのが高校野球です。地球環境の投手は、球に
力がありましたが、やや単調で直球に的を絞られやすく、
そこを完全に狙われて、本塁打を被弾してしまいました。
また、打線が全く振るわなかったのも誤算でした。
履正社がうまく勝ちきったという印象の試合でした。
それにしてもこの日もとても寒かったです。、
日向の席に移り移り遊牧民のように観戦しました。ほとんど
満員だったので席を探すのに苦労しましたが、1人だったのが幸いし、
4箇所も席を変えて観戦することができました。
さて次の試合、宮崎西対優勝候補の愛工大名電の試合は、
力の差もあったものの、相性の差を感じざるを得ない
試合となりました。愛工大名電の浜田は本格派の左投手。
宮崎西は左打者が多く、例えば相手投手が右の大阪桐蔭藤波投手で
あれば、もっと食い下がれたと容易に推測できますが、
左腕の浜田が相手では手も足も出ませんでした。
組み合わせの妙といいますか、逆の意味で
宮崎西としては最悪の相手だったと思われました。
第四試合の近江と高崎の試合は、寒かったので観ないで球場を
後にしました。試合のほうは昨日の感想どおり、押していた
近江が圧勝した模様です。
さて、観戦記はこれでおしまいですが、
大会は、本日で第7日目が終了しました。
生観戦した3日目と4日目以外はしっかりとは観戦できていませんが、
これからの展望を勝手にしたいと思います。
明日の3試合は、3試合とも実に濃い試合でベスト観戦デイに
なると思われます。いずれもが優勝候補と言って差し支えありません。
これに割ってはいるのが大阪桐蔭と光星学院でしょう。
う~ん。これじゃあ、分析として大雑把すぎますね。
ズバリ、強豪相手に勝ち進んだ大阪桐蔭と
大エース浜田を擁する愛工大名電の一騎打ちと診ました!
大阪桐蔭は、投手力に注目が集まりますが、実際は
打撃のチームのように見受けられます。投手が打たれても
持ち直せる力があり、浦和学院、鳴門を撃破するものと
予想します。
愛工大名電は対称的に投手力のチーム。光星学院戦が
山場で、次の試合はどのチームが来ても圧勝することと
大胆に予測します。
これからどうなるのか、ワクワクドキドキ、
観戦を楽しみにしております。
最近のコメント