ラグビートップチャレンジ1 釜石対ホンダ 九電対三菱重工2015年01月12日 23:30

今日は、ラグビートップチャレンジを
観戦に秩父宮ラグビー場へ行って参りました。

3日連続してラグビー観戦とは予定外でしたが
暇だったので12時過ぎに銀杏並木をぶらり散歩し、
入場することにしました。

それにしても昨日に比べて風が強いため、寒いです。
昨日と同様バックスタンド側から1600円で
入場します。今日は指定席は無く、全席自由席なのですね。
しかし残念なことにバックスタンドの売店が営業しておらず
ひとつ屋台が頑張ってやっているだけでした。

ちょうど釜石対ホンダの前半終了間際の時間帯でしたが
観客は昨日ほどではありませんがほどほど埋まっています。
やはり何といっても釜石の地元の大応援団がすばらしい。
「同期が試合に出ている」と言って釜石からやってきた
若い女性もいるかと思えば、50年来のファンと思しき風貌の
オールドファンも必死に声を出しており、何というか、
独特というか、いいえ、これが往年のラグビー応援の
本流だったかのようなファンの自発的自主的な声を聞くことが
でき本当に感動しました。
う~ん、「カズキ、全然負けてないぞ!」とか「ディフェンスサボるな、」
とか声援が具体的。ラグビーを良く知っている人が
応援しているのが釜石の素晴らしいところですね。昨日のトップリーグ
では大企業社員が動員で大量に押し寄せ、同僚とお酒を飲みながら
楽しく観戦していましたが(それはそれで楽しそうでとても羨ましい)、
一方、釜石の応援は真剣に試合に入り込んで声を出している
ところが良いと思いました。

そして、何といっても、ハーフタイムで登場した
釜石を応援するピンクダイヤモンドのチア!近年に無い感動を
覚えました。
釜石SWを応援するアイドルユニットのようです。
チアリーディングというよりはAKBに良く似たスタイルで、
見たところ5人と人数は少ないですが、旗を自在に操り、歌もうまい。
これぞアイドルというオーラを醸しておりました。
う~ん、このような一生懸命地元を応援するご当地アイドル的な
存在を知らなかった三郎さんの不勉強を恥じております。

さて試合のほうは、これも昨日と同様、ピンクダイヤモンド効果で
もうどっちだって構わないのですが、ホンダヒートが59対0で
圧勝しました。
セットプレイはかなりヒートが優勢。フォワードはやや釜石が劣勢なるも
ほぼ互角。しかしバックスのディフェンス(ヒート側からみれば
攻撃力)にかなりの差が感じられました。
釜石は、やはりセットプレイで後手を踏んだことにより、早い球出しが
できずに攻撃が単調だったと感じます。前半終了間際に
敵陣ゴール前にモールで攻めた際にトライになっていれば、
もう少し競った試合になっていたかもしれませんね。ただまあ
勝負の大勢には影響が無かったかもしれません。
さて一方のヒートは、派手さはありませんが1つ1つのプレイが
基本に忠実で精度が高いです。相手に攻めさせても余裕を
持って守り、カウンターから何度もトライを重ねておりました。

さて第二試合の三菱重工ダイナボアーズ対キューデンは36対23で
三菱重工が勝ちました。なかなかおもしろい接戦となりましたが
力の三菱が展開のキューデンをねじ伏せた感じの試合でしたね。
ただ三菱重工も、攻撃力は高いですがディフェンスに難があるのと
攻撃も外国人選手に頼りきっておりディフェンスの的が絞り易い
ことからホンダヒートに比べ見劣りしました。まあ勝負は
やってみないとわかりませんが、今日の出来を見た限りは4強の
中ではホンダヒートの実力がやや抜け出ているでしょう。

しかし、それにしてもトップチャレンジは見所が多いですね。
来週以降も注目していきたいと思います。

ラグビートップリーグ キヤノン対神戸製鋼2015年01月12日 10:43

昨日は、ラグビートップリーグ キヤノン対神戸製鋼を
観戦に秩父宮ラグビー場へ行って参りました。

青山一丁目のラーメン屋直久で妻と昼食を摂り、
その後1人で銀杏並木をぶらりします。この日は
風があまり無いため、この時期にしてはかなり暖かいです。
絶好の観戦日和ということでバックスタンド側の
入口から自由席1600円を払って入場します。

バックスタンドは良く埋まっています。第一試合の
東芝対NTTの後半の途中からNTT側に座りましたが
大応援団です。みなさん昼間からお酒を飲んで楽しそうに
応援しています。うらやましいなあ。トップリーグのある
企業に勤めているとみんなでこうして楽しく観戦できるんだなあ。

第一試合終了後には、東洋英和女学院のチアリーダーズ部が
元気に演技していました。
三郎さんとしてはこれは実にいい演出だ。でへへ。
何より東洋英和というところが素晴らしい。大学ラグビーを
観戦していると時々帝京大学バッファローズなど出場大学の
演技をみることがありますが、何というか、うーん、これは
ブランドイメージというか妄想かもしれませんが、
帝京や明治でなく、「東洋英和女学院でござひます」、と言われると、
人間、ははーっ、恐れ入りましたとひれ伏したくなるんですね。
お嬢様にお仕えする執事のような妙に楽しい気分にさせられました。

さて試合のほうですが、まあ、なんだかもう試合のことなんか、
どっちだって構わないのですが、47対8で神戸製鋼が勝ちました。
感想としては、1人1人の力の差、精度の差が勝敗を分けた試合と
思いました。
象徴的な場面は、前半のウィング対決の場面。
神戸が相手ゴールラインにキックし、どちらが先にグランディング
するのかキヤノンの原田、神戸の山下の競走となりました。
原田のほうがゴールに近い位置にいましたが、山下が猛スピードで
あっという間に追い越し、神戸がトライしました。
キヤノンにとっては消化試合で、あまり気持ちの入らない試合だった
かもしれませんが、いずれにせよこれだけ個人の能力差がはっきり
出てしまうと神戸も戦い易かったことでしょう。
それから、神戸はベッカーとフーリーの2人を軸としたゲーム運びが
徹底されています。ベッカーはディフェンス、フーリーはオフェンスで
よく機能していました。キヤノンの外国人選手がほとんど目立たな
かったのとは対照的でした。
神戸は一位通過に向けモチベーションが高く、貪欲にトライを狙う
姿勢は見ていて楽しかったです。後半アンダーソンの個人技も見事。
取るべき人がトライを取り、狙い通り得失点差で一位に輝きました。
プレーオフも楽しみです。

さて、またどうでもいい話に戻りますが、神戸のセカンドジャージ、
グレーで地味すぎますね。全く存在感がありません。もしかすると
高度な研究に基づきカムフラージュ用に開発されたジャージなの
かなと勘ぐっています。個人的にはやはりファーストジャージのほうが
素敵です。

今日はトップチャレンジがあるようですね。
行くか行かないかちょっと悩んでいます。

ラグビー大学選手権 帝京大学対筑波大学2015年01月10日 21:43

今日は、ラグビー大学選手権決勝戦 帝京大学対
筑波大学を観戦に味の素スタジアムへ行って参りました。

12時から1時間、新たに開拓した田町の音楽教室で
ピアノを弾き、13時過ぎに田町駅から渋谷、明大前経由で
飛田給へ。久々に京王線に乗りましたが
各駅停車に乗るとあまり進まないのですね。
匍匐前進といふ感じ。
何度も特急や快速に追い越され、新幹線の
こだま号に乗っている気分になりました。

さて自由席の当日券2000円を買って
スタジアムに入ると同時くらいに試合が
始まりました。

ブログには書きませんでしたが昨年12月14日に
こっそり京都へ行き、同志社大学対東海大学戦を
西京極で観戦して以来のラグビー生観戦になります。
余談ですが、その試合は残念な試合というか
大いに失望しましたね。正直、わざわざ東京から
出かけて行ってこんな大敗を見ることになろうとは、
全く想像すらしていませんでしたよ。同志社、ちょっと
情けないのではあーりませんか。今年はスクラムだけなら
大学ナンバーワンという評判だったのですが、本当かなあ。
それすら怪しい。見ていて東海大のほうが
強かったと感じましたね。
まあいいや。夕方京都駅前の居酒屋和利館で一人
純米酒を飲んで京都の冬の料理をたっぷり堪能できたのだから。
同志社には来年に期待しましょう。

さて今日の試合。結果は50対7で帝京大が勝ちました。
6連覇の達成です。おめでとうございます。
このところの帝京のラグビーはスピード感があって
見ていてとても楽しいですね。
ただ今日はノッコンが多く、本来の継続したアタックが機能しなかったのは
少しだけ残念です。決勝の大舞台で緊張していた、というかお祭りモード
だったのでしょう。今日はいつもよりボールを雑に扱っていたように見受けられました。
とはいえ、持ち前の強い当たりは健在で、意図的に相手に
強くぶつかっていき、序盤からダメージを与えていたことは
良い戦法ですね。タックルも概ね決まっておりディフェンスも
まずまずでした。ターンオーバーが多かったのもさすがです。

一方の筑波大は、まあ正直この決勝まで出てこれたことが
本当に賞賛に値します。準決勝はテレビ観戦でしたが
東海大学戦の終盤の粘りには感動しました。
今日はさすがにミスマッチでしたが、FW第3列のディフェンスを中心に
大健闘したのではないでしょうか。バックスもターンオーバーから
切返してのトライはお見事。来年以降の財産になる良い
試合になったと思いますよ。うん、頑張った。見ごたえがありました。

さて帝京はもはや学生レベルを超えた存在になりつつあると
感じます。ただ日本選手権に向けて勝手に展望してみると
どうなんでしょうか。
今年のチームはセットプレーが弱いように感じられます。
スクラムは、昨年の日本選手権でトヨタにかなりやられていたことと
今年は慶応にすら押される場面があったことから、弱点と言えるかも
しれませんよ。いえ、帝京さんに向かってスクラムが弱い、なんて
言っているのはこのブログだけですかね。あはは。
ラインアウトも今日もタイミングがずれる場面が多く、トップリーグ勢には
劣勢が予想されます。まあこれは妥当なところかな。
ディフェンスやフィールドプレイは結構互角にやれるのではと
思われます。去年より1人1人が我慢できるようになっている。
ということで、いつもの通りセットプレイを少なくするような戦術が
善戦のポイントになると思いますね、ズバリ。

それにしても、まだまだシーズンが終わらない大学は
本当にうらやましい。しかもどれくらいトップリーグと互角にやれるのか、
という期待は年々高まっています。
日本選手権も帝京の健闘に期待して、ぶらり応援に駆けつけたい
と思います。

試合後の三郎さんは、つつじが丘で途中下車してオオゼキという
格安スーパーで特売の肉を大量に買って、家で寄せ鍋にして
食べました。正月が終わった気分になりました。

高校野球 秋の都大会 帝京対東海大菅生2014年10月26日 09:24

昨日は、高校野球秋の東京都大会 帝京対東海大菅生、
関東一対篠崎を観戦に神宮第二球場へ行って参りました。

今週は青山祭が開かれており、青山二丁目の銀杏並木は
道沿いに屋台がびっしり建てられており、開店の準備を
進めている中、神宮第二へ向かいます。

さてこの日の試合は帝京と東海大菅生でしょう。
東海大菅生が強豪の帝京を4対2で破りました。

東海大菅生の投手が非常に良いのに驚きました。
直球は速く、球威もあり、帝京打線は打球をまともに
前に飛ばすことすらできませんでした。
こんなに球に力のある投手はめったに見られません。
今大会NO1ではないでしょうか。
帝京はヒット性のあたりは1、2本程度と完全に封じ込め
られました。
四死球が多くコントロールには難がありますが、
それが却って的が絞りづらく、うまく機能しておりました。

それにしてもこの日の帝京はミスが多く、「らしくない」
プレイが多かったです。
特に5回の失点は、本塁のタッチプレイを
フォースプレイと捕手が勘違いしたもの。
ほとんど見たことがない珍プレイでした。

しかし、帝京らしからぬミスは、相手投手の
出来が良いことで接戦になるだろうという
プレッシャーが引き起こしたものと思われます。
総合力では帝京が上回っていただけに
東海大菅生投手はまさに、一騎当千の
大活躍と言ってよいでしょう。

さてここにきて伏兵東海大菅生が台頭し、
波乱含みの大会となってまいりました。

準決勝に勝てばセンバツに大きく前進します。
来週も非常に楽しみです。

さて、今日はこれから神宮第二に行くか、
青山祭をぶらりするか、悩むところです。
とりあえず青山二丁目方向に歩き出そう
と思います。

高校野球 秋の都大会 早実対高島2014年10月19日 08:28

昨日は、高校野球秋の東京都大会 堀越対帝京、
早稲田実業対高島を観戦に神宮第二球場へ行き
その後帝京大学対筑波大学を
観戦に秩父宮ラグビー場へ行って参りました。

青山二丁目の銀杏並木にもたくさんの観光客、散歩客
がおり、皆さんすがすがしい秋の青空を満喫しておりました。

さて、この日は早実と高島でしょう。
両チームともブラスバンドとチアガールを
引き連れ、大応援合戦を繰り広げました。
やっぱり、高校野球の応援はこうでなくっちゃ
いけません。
高島のブラスバンドは金管に厚みがあって
良いですね。曲のアレンジも微妙なところに独自性が
あります。概して切れの良いところまで演奏し、
ブラバン部分と声援部分が分かれているような感じです。
比較的演奏が長く聴けるので、三郎さんとしては
気に入りました。一方の早実はやっぱり何といっても
チアガールがいいですねえ。伝統的早稲田スタイルの
応援でなくてはならない存在感があります。

さて結果は10対2で早実が7回コールド勝ちを収めました。
早実の圧勝です。早実の強さは本物に感じました。

力量的にはいろいろな面で大きな差がありましたが、
この試合で差が顕著に現れてしまった部分はやはり守備力でしょう。
早実の内外野の守備力には相当の安定感があります。
特に捕手、三塁手、外野手は守備で存在感を示しておりました。

勝敗のポイントなった4回表の高島の2死2塁の場面でも、
センターの好返球により2塁走者を本塁で刺しました。
高島に傾きかけていた流れを変える価値あるプレイだったと
思います。それにしても余裕でタッチアウトなんです。
投手としては心強い限りでしょう。

早実は打撃のほうも素晴らしかったです。
高島の鋭く曲がるスライダーを右の下位打線の各打者が
右中間にもっていける高い打撃技術がありました。
それにしても打球が良く飛びます。技術だけでなくパワーも
感じられました。

一方の高島は完膚なきまでにやられた、という印象です。
好試合を期待していましたので残念な結果ですが、
ここまで力量差があるともう仕方がないでしょう。
エースは切れのあるスライダーで序盤は良かったのですが
おっつけられて右に流される攻略法であっさり大量失点を喫しました。
変化球一辺倒でなく、もっと配球を考えてもよかったかもしれません。
また、守備陣は辛口になりますが、正面のイージーなセカンドゴロや
平凡なレフトフライが普通に捕れるレベルにならないと
野球が始まりません。捕手の盗塁対策なども基本から立て直す
必要を感じました。
ただ、打撃は悪くはありませんし、何よりも全力疾走や
強豪相手にも臆することなく勝ちにいく姿勢など
良い面がたくさん見られたなかなか見所あるチームだなと感じました。
高島から見ても、強豪校に善戦するには何が足りないか、
課題が明白になった意義ある試合だったと思います。

さて、早実。今年の強さは本物でしょう。
三郎さんのズバリ予想では、早実が左下のブロックを
勝ち上がるのは、間違いないでしょう。
ああこの予想、自分で言うのも何ですが
ほとんど当たったことがないのですが、今回こそは自信あり、ですよ。
東東京勢が充実する中、関東一、帝京、二松学舎の3強の一角に
西の早実が名乗りを上げ、準決勝は目の離せない互角の戦いとなること
でしょう。

今日は観戦にいかず、これから妻と一緒にスパに行って
ゆっくりサウナ漬けになって参ります。