九州旅行 嬉野温泉 和多屋別荘2012年08月16日 14:17

8月13日。

雨は降らなさそうな曇りのお天気。
でも非常に蒸し暑いです。

佐世保駅からバスに乗り、
西海パールシーリゾートへ。
九十九島観光の遊覧船に乗ることにします。

無人島上陸ツアー2000円にも興味を惹かれますが
お子様向けとの説明だったので、ここは
オーソドックスにパールクイーン号で九十九島を
クルージングすることにします。
雨にも降られず、涼しい風の吹く海上で
のんびりと島巡りを楽しむことができました。
50分の船旅で1200円はお得です。

さて昼食時となり、佐世保駅へバスで帰ります。
長崎名物の五島うどんが食べたくなり、駅付近を捜しますが
お店が見つからず、駅弁を買うことにします。

駅弁屋松僖軒で南蛮あごめしと幕の内弁当を買い、
13時44分発のみどり18号に乗り込みます。
ここから、今回の旅行の宿のメインである
嬉野温泉に向かいます。

武雄温泉で下車。せっかくなので武雄温泉に
入ることにします。温泉場は駅から15分程度歩かないと
行けないところにあり、妻は暑さのため歩きたくないので
先に嬉野温泉に行くと言って去り、別行動となりました。

武雄温泉までは暑い中なんとか歩き、立派な門のある
温泉場へやってきました。元湯と蓬莱湯という2つの
温泉がありましたが、元湯を選び400円を払って入ります。

この温泉はいかにも温泉といったレトロ感が漂っております。
天井も高く、建物として非常に立派です。
中に入ると6、7名のお客しかおらずすいていました。
常連と思しき老人2人が浴槽横で九州弁で政治の話を
しているのもいかにも佐賀っぽい風景です。

浴槽は熱湯とぬる湯の2つあり、熱湯は東京の銭湯ほどでは
ありませんがかなり熱く、2分とは入れない熱さでした。
ぬる湯に30分程出たり入ったりして十分武雄温泉を
楽しむことができました。

さて寂れている温泉街を通って駅まで戻り、嬉野温泉行きの
バスに乗ります。JRの周遊きっぷで旅行しており、
バスが乗り放題区間に入っていたため経済的に助かりました。

嬉野バスターミナルに着いて観光案内所で旅館の場所を聞いた
ところ、わざわざ旅館から車で迎えに来ていただきました。

本日の宿は美肌の宿 和多屋別荘という高級旅館です。
大いに背伸びをし奮発した旅館です。
大きな旅館で、今日は400人以上が泊まっているとの
話を運転手さんから伺いました。

温泉は2箇所。大浴場と心晶と呼ばれる特別湯殿。両方
入れるプランでしたので、たっぷりと温泉を楽しみました。

大浴場には小さいながらもサウナがあり、サウナ好きな
私としては、少し嬉しい。しかしこの宿ではサウナよりも
温泉を満喫すべきところでしょう。
お湯はぬるめで長時間つかることができます。
ぬるぬるしており、風呂上りには肌がつやつやに
なります。まさに美肌の湯と宣うにふさわしい名湯であります。

夕食は佐賀牛の焼肉コース。これも奮発しました。
料理がおいしく、生ビール2杯、嬉野茶焼酎、さらには
地酒を飲んでしまい、更に部屋に戻ってまたビールを飲み、
最後は全く記憶がなくなるほど酒と料理にうつつをぬかして
しまいました。

宿代はお盆の特別料金ということもあり料理込みで約4万円も
かかってしまいましたが、満足度は非常に高かったです。