高校野球 東東京大会 成立学園対広尾2012年07月21日 20:12


今日は、高校野球を観戦に神宮球場へ行って参りました。

しかし、午前中に仕事(こんな私でも休日出勤を
することがあるんです)があり、、仕事に区切りがついた時点で
急ぎ神宮球場に向かいましたので、たっぷり観戦することが
できませんでした。

今日は東東京大会の千歳丘対農大一高の途中からと
成立学園対広尾高校を観戦しました。

千歳丘対農大一は既に4回が終了し、
5対2になっておりました。
試合は農大一が押しぎみに進めており、
いずれ逆転するのではないかという
雰囲気もありましたが、千歳丘も追加点を
奪い、乱戦模様となりました。

結果的には千歳丘が薄氷の勝利を収めましたが
お互いにフォアボールも多く、どこかピリっと
しない試合となりました。

しかしながら千歳丘のベスト8進出は
非常に素晴らしい。偉業と言えるのでは無いでしょうか。
準々決勝では胸を借りるつもりでのびのびと
頑張ってください。

次の成立学園対広尾は、どちらが勝ってもおかしくない
互角の熱戦でした。
きっと今大会の名勝負の1つに刻まれることでしょう。
このような好試合を観戦することが出来て幸せです。

結果は延長10回3対2で成立学園が勝ちましたが、
広尾の左腕投手が私の予想をはるかに超える一世一代の
快投を魅せました。
制球力と球威のバランスが絶妙な印象です。
フライアウトが非常に多く、真っ向勝負で
勝っておりました。

打撃陣もよく芯で捉えており、特にキャッチャーの7番打者の
鋭いスイングはこの試合、最も際立っておりました。

一方の成立学園は、先発投手はいい当たりを許しながらも、
よく2失点で食い止めました。この粘り強さが勝因の1つ。
そして終盤にエースが登板してからは、試合の流れが変わった、
と感じました。さすがエースという貫禄を感じました。
エースがその投球で味方を鼓舞したところがもう1つの勝因
と言えるでしょう。
それにしても成立学園は接戦に強いです。守備力がかなり高いと
感じました。次の二松学舎戦は投手戦が必至ですが
今日救援したエースが踏ん張れればどちらが勝ってもおかしくない
大接戦となることでしょう。

広尾からするとうまくいけば勝てた惜しい試合になりました。
今日の試合を駄洒落で表現すると、左腕投手がすばらしい投球を
披露し、延長で疲労し、力尽きた広尾、という感じでした。

また来年も是非見てみたいと思わせる好チームでした。
ナイスゲームをありがとうございました。