東京ヤクルトスワローズ対横浜DeNAベースターズ 何故か納得の完敗でした2012年07月11日 00:01


今日は、東京ヤクルトスワローズ対横浜DeNAベイスターズを
観戦に神宮球場へ行って参りました。

試合経過、結果につきましてはご承知のことと
思いますので記載は省略します。

感想ですが、5月3日と4月12日のブログでも同じようなことを
書きましたが、今年の横浜の強さをまざまざと見せつけられた
試合となりました。
先制、中押し、駄目押しと、まさに横綱相撲でスワローズを
寄り切りました。
どうしてここまでスワローズ戦となると強さを発揮するのでしょうか。
まあ、その答えは、だいたい見えてきましたが。

さて今日の試合で見えたスワローズの不安材料は日高の酷使です。
ここまでほぼ2試合に1回、登板しておりました。前々から
気にはなっておりましたが、先発陣の消耗を防ぐ防波堤として
酷使し続けた結果、リリーフ陣にほころびが出ております。
根本原因は、由規や、イム、七條、久古の離脱によるのですが、
ことここに至っては、日高は勝ち試合でしか登板させないという
決断が必要かと感じています。

また、今日増渕をブルペンで見ました。投球練習もしていましたし、
他の投手がブルペンで投球練習する際の、タマ拾い役
(神宮球場の場合、ブルペンが近くにあるため、
 グランドのボールを防ぐタマ拾いが必要)
 をしていました。現有戦力で言うと、増渕の活躍がなければ
今後もスワローズ投手陣は回っていかないと思います。

さて、先ほど述べた、何故スワローズが横浜に苦戦するのかという
問いですが、スワローズの得点と防御率を見れば答えは
見えてきます。
7月6日現在のデータしかありませんが、これによれば
スワローズは打率、得点ともセ・リーグトップの数字ですが、
失点、防御率は最下位横浜とあまり変わらない5位です。

この数字と観戦した印象を重ね合わせてみると、はっきり言って
今のスワローズは、打ち勝つ以外に勝ちパターンが
無いということなのです。
ですので、打てない時には横浜にも簡単に負けてしまうのです。

投手力を中心とした守りをベースに総合力で戦う、という
スワローズのコンセプトからすると、この前半戦は
不本意な戦いぶりだったと思います。

しかし、勝負はこれからなのです。
戦力はありますし、何といっても首位ジャイアンツに
直接対決で負けない先発陣を抱えています。
前半戦の反省を踏まえ、後半戦での巻き返しを期待し、
応援したいと思っています。