東京ヤクルトスワローズ対千葉ロッテマリーンズ 投手陣を整備すべき時期2012年06月08日 23:18


今日は、東京ヤクルトスワローズ対千葉ロッテマリーンズを
観戦に神宮球場へ行って参りました。

残業したため、19時ごろ球場に到着しました。
既に6対2というスコアになっておりました。

あぁ、既に6対2なのか。。。今日は楽勝か!という思いが反面。
逆転劇を見られなかったことに対する無念さが反面。
とにかく、来るのがちょっと遅かったと後悔しておりました。

が、これですんなり終わるような試合ではありませんでした。
これ以降、両チームともグダグダの試合展開となり、
最終的には13対4となりました。(勝利しました!)

勝利したことは良かったです。打線が活発で本当に良く打ちました。
先週までの貧打からは想像できません。

しかし。一方良く打たれました。
10安打も打たれてしまいました。
見たところ、点数ほどの差は無く、ロッテ打線は
本当にしぶとかったです。

今日の試合を改めて眺めてみると、
これまでの試合の流れと最近とでは、投手起用法に微妙な変化を
感じています。

新陳代謝といいますか、これまでの陣容から起用投手を
一新しようとしているように思われます。

増渕を先発に回し、村中をそこに充当するという
戦術がとられています。
更に昨年までの大黒柱イムチャンヨンが戻り、中継ぎ陣が
強化されました。

それはそれで喜ばしいことなのですが、この、層の厚い
投手陣の起用法について思うところを述べたいと思います。

今日の試合では、今やエース級の赤川を早々に諦め、
村中に代えた采配には若干疑問が残ります。勿論、赤川の調子は
確かに良くありませんでした。しかし赤川はドラ一兄弟では
もはやエースです。今日は赤川に完投勝ちさせる采配を取るべき
だったと思います。

村中は、今日は出来としては普通だったかもしれませんが、
通常立ち上がりが不安定なことが多く、中継ぎには向いていないと
思います。私見では、村中はバクダンのようなもので、相手のエース級に
先発としてぶつけるのが一番良いと思っています。中継ぎで使うにはあまりに
リスクが大きい。今日も5回裏に追加点がなければ危うい試合になっていたの
ではないかと思われます。村中は先発で起用すべきです。

イムは8回に登板し、しっかりと抑えました。
かつての安定感は無いのかもしれませんが、今年は8回の男として
起用するのは有りかと思います。そうすることにより、私の好きな押本が、
今の村中の位置まで下がってくることが可能になり、安定感のある
押本の活躍により、取りこぼしが少なくなるのではないかと
推測します。

先発は石川、館山、赤川、ロマン、増渕、村中の6人。
中継ぎが押本、日高、イム、
押さえがバーネット

この陣容を骨子にして、中継ぎの疲れを気にしつつ
入れ替えていけばよいと考えています。

スワローズ投手陣は、突出したスターは不在ながら、総合力で
他球団を上回る力量を備えています。今後、6月攻勢で十分に
巨人、中日に対抗できると思われますので、今月の戦いぶりを
大いに注目したいと思います。