東京ヤクルトスワローズ対巨人 見えた勝ちパターン2012年04月22日 00:27

今日も、東京ヤクルトスワローズ対読売ジャイアンツを
観戦に神宮球場へ行って参りました。

少し入場に出遅れてしまい、ライト側は満席のため立ち見になると
ファンクラブ窓口で言われてしまいました。

昨年も優勝争い時に3塁側で観戦した経験がありますので
(本当はファンクラブ会員の席はライトスタンドと規定されているようですが
 陸続きのためレフト側に勝手に移動しました)
今日は迷わず3塁側の一番内野寄りの席の上段に
座って観戦することに決めました。

しかし、予想外なことに、この付近にはほとんど巨人ファンが
陣取っており、スワローズファンを外見上表現する者は
私をおいて他にはいなかったように思います。
(昨年の優勝争い時にも、ライト外野が満席になり、
 私も1回だけ3塁側近くの席に座ったことがありましたが
 その時は結構スワローズファンはいました)
1回裏の得点時にこの付近で傘を振っていたのは私1人くらいの
ものだったように思います。
ここで唐突ですが個人的意見を述べたいのですが、
スワローズファンはライトで立ち見などしている場合ではなく、
比較的空いているレフト側(内野席寄り)に移動して応援すべきです。
何を遠慮しているのでしょうか。東京ドームのレフトスタンドを
想起すべきと思います。

そして、個人的に悲しい出来事が起こりました。
7回裏時に、普通に傘を振っていると(というかこの辺りでは
全然「普通に」ではありませんでしたが)心無い巨人ファンから
「こっちは傘を振るところじゃねーぞ」という
罵声を浴びてしまいました。

勿論、ひるまずに、「心をひとつに」と念じて、気にせず振り続けましたが、
半分当然の罵声であると思う反面、巨人ファンの思い上がりを
感じて、気分が悪くなりました。

昨年、時々内野席は、3塁側が取れなかった阪神ファンが
1塁側の内野Bにいることがありました。そういう時、スワローズファンとして
この阪神ファンを罵倒してはいけない、と心に誓いました。
(まあ巨人ファンにはこの心の葛藤はわからないんでしょう)

そんなこんなで、気分を害しながら、3塁側外野席(内野寄り)で
傘をひとりで振っていたのは私です。
とまあ、個人状況は置いておくとして、、、、
今日の試合は赤川の投球に尽きると思います。

赤川はやはり日に日に成長しております。
ドライチ兄弟の末っ子であるにもかかわらず、
今や一番親孝行をしているのではありませんか!
球の速さはお兄さん達には及びませんが
プロとして必要なコントロールが
磨かれつつあります。

今日の沢村との投げ合いでも、実に良い味を見せていました。
昨日のブログでは少し贔屓目にみて「互角」と表現しましたが、
いえいえ、今日の出来を見ると、赤川はやはり一皮剥けてきた気がします。

年齢をサラリーマンに例えると、沢村は大卒2年目のエリート。
赤川は高卒4年目で学年はまだ大学4年生相当。沢村の2年下です。
しかし、こんな赤川でも沢村に完勝できるのです。大学4年生でも
巨人を完封できてしまうのです。ここに、スワローズスカウトの先見性と
球団の育成術を感じます。

さて、細かい試合の話になりますが、今日は、ミレッジの守備の
ファインプレイが際立っておりました。今日もスワローズの守備陣が
投手を盛り立てておりました。

坂本に打たれ過ぎ感があり大反省ですが、運良く、坂本の打順が
3番であることが幸いしました。
1番だったら送られて無条件に2塁に進塁してしまいますが、
坂本が出ても次が阿部ですとバントもできないので
脅威には感じません。これもスワローズに追い風でした。

さて、明日はロマンと宮国のようです。
巨人の宮国という投手は、素人の私には全く知らない投手
ですので、相手の分析はできませんが、ロマンについては、
私は表3本柱の3番手(石川、館山、ロマン)と
考えておりますので、十分に勝てるチャンスはあると思います。

それにしても、小川監督の投手采配が素晴らしい。
この時期、5人の先発で回すという作戦は、単に投手層が薄いからやっていることで
は無く、相手球団との相性を見極めるため、敢えてズラしている戦法であると
思っています。対巨人戦でいうと、
1節目は石川、村中、赤川が先発し、石川が今年も十分通用することを
見極め、石川は隠しました。村中、赤川は2節目で追試され、3戦目をロマンで試して
ることにしました。既に、村中、赤川が追試に合格したため、明日ロマンがどうなるかは
わかりませんが、現状ですと今後のペナントレースでは、巨人戦での勝ち想定投手は
石川、村中、赤川の3名で確定したように思います。
次節以降は、この3名のうち2名+お試し投手1名という形で
まわしてくると思われます。

これの何が嬉しいのか。エースの館山が巨人戦の軸から外れることになるメリットは
非常に大きいと思います。投手力を誇る中日、広島戦に登板させ、ここでエース同士の
潰し合いを挑むことが可能になるからです。

中日、広島との潰し合いを5割で乗り切れれば、ペナントレースにくらいついていくことが
十分できると考えています。

明日も球場に向かいたいと思います。
今日は観戦後、近くの居酒屋「北の家族」で1人で祝勝会を上げ、妻が
家から迎えに来てくれて一緒に帰宅しました。

東京ヤクルトスワローズ対巨人 守り勝ち2012年04月22日 23:39


今日も、東京ヤクルトスワローズ対読売ジャイアンツを
観戦に神宮球場へ行って参りました。

昨日の反省から、試合開始40分前には
球場へ到着し、ライト側の席を確保します。
しかし、雨が降り始めており、傘をさしながらの
観戦。濡れてきて寒く、最悪の観戦コンディションと
なってしまいました。

今日は、試合前のイベントで、槙原対八重樫の
真剣勝負を観戦し、八重樫のショートゴロ(記録は安打)を
見て、早くもスワローズの勝ちを確信しました。

先発のロマンはまずまずの投球。打たせて取る
投球で、特に内野ゴロを良く打たせておりました。

2回の先制はバレンティンの本塁打と中村の
犠牲フライでした。バレンティンはただいま
絶好調のようです。中村も難しい場面で
良く打点を記録しました。この2点目が大きかったです。

ロマンは4回に阿部に本塁打を打たれ、同点となります。
右投手ですと阿部にはやはり怖さを感じます。

両チーム4番の本塁打合戦で試合は俄然わからなくなって
参りました。

5回に何故か相手投手が宮国から福田へ代わります。
これがスワローズにとって非常にラッキーな投手交代となりました。
ミレッジの鋭いレフト線2塁打により3対2と勝ち越します。

そして問題の6回。中村のエラーが出て、完全に負けパターンの
流れになって参りました。1死満塁のピンチを迎え、ここでなんと
小川監督は増渕をマウンドに上げます。ここからの勝負がしびれました。
長野は三振。増渕はカウントが苦しい中、よくボール球を
振らせました。そして村田のヒット性の当たりを
田中がファインプレイし、この回、1点も与えませんでした。
増渕が大事なところで使われ、結果を残したことに意義があったと思います。

その後も日高、押本、バーネットが完璧に押さえ込み、
巨人との3連戦を3タテ。とても気持ちが良い勝利となりました。

今日の試合の感想などを述べたいと思います。
ロマンは、今日は非常に好投しました。しかし対巨人戦にロマンを
使うのはもったいない気がします。左の強打者の多い巨人ではなく
もっと打力の低い球団にぶつけて、勝利の確率を高めるべきです。
昨日も少し書きましたが、巨人に対しては、石川、村中、赤川を
軸に、右投手ならばイキの良い由規、平井などに経験をつませる登板が
良いと思います。また、日高が日に日に信頼感を増しており、
久古が中継ぎに復帰してくるようなことになれば、日高を
巨人戦の先発に試してみるのもおもしろいと思いました。

さて、次節はいよいよ首位の中日戦です。24日は会社の飲み会で
応援できませんが、館山のナイスピッチングを期待したいと思います。