プロ野球 東京ヤクルト対巨人 3回戦2012年04月01日 21:40

今日も巨人対東京ヤクルトを観戦に
東京ドームへ行って参りました。

プロ野球が開幕し、ブログもすっかり
野球ネタが増えてしまっております。

実際は、今日も野球観戦前に宮地楽器へ行って
ピアノを弾いていたり、観戦後に後楽園界隈をぶらりして
残念会を開いたりと、野球ネタ以外にも書くべき事象が
たくさんあります。
が、今日は残念会でたくさん飲んでしまい。泥酔の中、
執筆していますので野球中心のブログ内容となってしまうこと、
ご容赦ください。

さて、今日も指定席Cの2300円で入場。
周りは巨人ファンだらけです。

試合のほうは、はっきり言って完敗でした。
巨人ファンの皆様、本当におめでとうございます。
素直に祝福できるくらい、今日は巨人の強さばかりを
感じた試合でした。

たまたま2連勝してしまいましたが、今日の完敗を踏まえると、
やはり巨人の戦力は中日に肉薄していると感じました。
いや、上回っているかもしれません。
今後、巨人と中日を中心にペナントレースが回っていくことは
間違いないように思われます。
スワローズは上位に必死にくらいついていき、何とか取れる試合は
落とさないような執念を見せてもらいたいと思っています。

今日の巨人の戦いぶりを見て、巨人の強さ、スワローズから見た
怖さは、3つほどあります。

1つ目は、エース杉内の存在感です。
戦前、はっきり言いますが、杉内はセリーグのしつこい野球にかなり
苦労するなと思っていました。(高を括っていました)
しかし蓋を開けてみると、今日の杉内は決して調子が良い様には
思えませんでしたが、それでもスワローズから勝利をもぎ取りました。
悪いなりにも勝てる投手ほどタチの悪い投手はおりません。
完璧に抑えられたのではなく、あれよあれよの間に
負けていた、ということで、敵ながらあっぱれな投球でした。
今後、他球団の脅威となることでしょう。
(特に阪神あたりは杉内を苦手とする予感がします)
 
2つ目はリリーフ陣です。昨日オタオタしていたように見えた巨人
救援陣ですが、今日はうって変わって活躍していました。
山口が素晴らしかったです。7回表に好調の川端、宮本が
完全に押さえ込まれてしまいました。
率直に、厄介な相手が現れたと感じました。

3つ目は重量打線が目覚め始めたということです。
この3連戦、1戦目より2戦、2戦目より3戦というように
巨人の強力打線がだんだんと目覚めてきているように感じました。
例年スロースタータと言われる巨人が4月にこんな状況では
スワローズファンとしては警戒せざるを得ません。
調子が悪い時には、バントの無い(ヒット以外には進塁しない)
巨人打線は逆に組し易いのですが、今日のようにヒットがつながると
本当に手がつけられません。今日も大量点につながらないか、
心配でなりませんでした。今日は何とか大量点は防げましたが、
夏場の暑い時期になると大量点を奪われてしまいそうな、
怖さのある重量打線であると感じました。

とまあ、負けたことによって悲観的なる感想がたくさん出てきて
しまいました。(残念会の泥酔の中での感想でもあります)

ただ、今日の試合の収穫もあります。
1つ目は、盗塁を中心とした機動力が通用したということです。
上田、ミレッジと代走の比屋根が盗塁成功し、機動力をアピール
できました。
これは巨人にはまねの出来ない戦法であり、相手に相当プレッシャーを
かけることができたのではないでしょうか。
(もっとも巨人は8回に鈴木が代走に出て、盗塁し、これが結果的に
 ダメ押しとなり、巨人の戦術の幅広さを感じましたが、これは、
 主に勝っている時の終盤にしかできない戦法であり、スワローズの
 「勝ちに行く戦法」とは性質が若干異なると思います)

2つ目は、昨日同様、全員野球を実践していることです。
今日は比屋根、日高が存在感を示しました。川本もデビューしました。
松岡は万全。増渕も点は取られはしましたが、調子自体は悪くない
ように思えました。
小川監督が全員一丸となって戦う采配を見せている限り、
スワローズの快進撃は今後も続くのでは、と楽天的ですが感じました。

さて先発の赤川についても何か言わないといけないでしょうか。
今日の出来は決して良くは無かったと思います。しかし相手の
杉内も同じくらい出来は良くなかったです。
それでも杉内が勝って赤川が負けてしまうところに、ファンとしては
悔しさを感じました。贔屓目に見て、セリーグに慣れていない杉内には
赤川は貫録勝ちしてもらいたかったです。しかし真逆の結果で、
今は杉内のほうがやはり力が上なのでは、と痛感する
こととなりました。
スワローズ内で最も伸び盛りな投手と思いますので、シーズンが
終わるころには、是非イメージが逆転し、例えばクライマックスシリーズで赤川対杉内が実現するようなことがあったら、これは1勝は計算
できるぞ、とファンに妄想させてくれるような投手となってくれることを
期待しています。

それから蛇足ですが、バレンティンの不調が若干気になります。
単なる打撃不振なら良いのですが、何となく元気が無い、
集中できていないように見えるのは気のせいでしょうか。
ただ、我慢して使い続けて欲しいと思いますし、全員野球の
小川監督ならば使い続けるだろうと確信しています。
1人2人の不振者がいても全員でカバーできるのが
スワローズの強みです。そのうちにきっと復活して誰かの不振を
カバーしてくれていることと思います。

火曜日は神宮開幕戦ですが、仕事があって行くのは難しそうです。
水曜日の第2戦目は内野席のチケットをゲットしました。
本拠地の開幕戦を楽しみたいと思っています。